橋幸夫が公表して再注目 研究が進む「アルツハイマー型認知症」
2025.06.10

この病については2年前に保険適用された治療薬『レカネマブ』(商品名・レケンビ)をはじめ、同薬と似た効果が期待される治療薬のほか、検査薬も登場している。
高齢化社会が進むにつれ、認知症患者も増加しているが、日本では認知症を引き起こす原因のうち最も割合の多い疾患は、6割以上がアルツハイマー病とされる。
その患者数は数百万人。根本治療は確立されていない。
アルツハイマー病の原因は完全には分かっていないが、脳内にたんぱく質のアミロイドβなどが蓄積して、神経細胞を壊すと考えられている。
レカネマブはアミロイドβを除去する日本で初めて認可された薬だ。
「2023年12月の保険適用から1年5カ月経過しましたが、仕事を持つ患者が退職を数年遅らせることができたり、一人暮らしの高齢患者が自立した生活を送れるようになった症例も」(医療ジャーナリスト)
製造元のエーザイによれば、’25年1月時点で日本国内の使用患者数は約6800人で、投与施設は約660カ所だという。
早期診断が格段に向上
レカネマブ同様、アミロイドβを除去する米イーライリリー社の新薬『ドナネマブ』(販売名・ケサンラ)も昨年9月に国内2例目の製造販売が承認された。
「薬の価格はレカネマブもドナネマブも体重50キロの人で年間約298万円。負担額は年齢や収入によって決まるんですが、患者には選択肢ができた。
さらに、朗報なのは検査薬メーカーの富士レビオの子会社が開発したアルツハイマー型認知症の血液検査薬が、米食品医薬品局(FDA)の認可を受け、6月下旬から米国で利用されることでしょう」(同)
この検査薬は、採血から診断までの時間は約30分。新たな治療法の普及へ重要な一歩とされる。
「日本でも8月に承認申請のデータを提出する。認知症の早期診断が格段に向上しますよ」(同)
アルツハイマー型認知症のさらなる治療法や検査方法の進展に期待したい。
「週刊実話」6月19日号より
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