松本人志がプライドを懸ける『ダウンタウンチャンネル』の超豪華な中身

松本人志 (C)週刊実話Web
女性への性的強要疑惑でテレビ界から追放の憂き目に遭ってしまった松本人志がリベンジに燃えている。 

7月から始まる配信サービス『ダウンタウンチャンネル(仮)』に、潤沢な資金が集まったのだ。 

「吉本興業は昨年12月にコンテンツ制作の資金調達のためにファンドを設立。国内外の企業からすでに10億円近くが集まった。
松本はテレビではできない莫大な予算を掛けたお笑い番組を制作しようと、寝食を忘れて新ネタ作りに挑んでいるという」(芸能記者) 

『ダウンタウンチャンネル(仮)』は、吉本が運営するサイト内の1コンテンツとして扱われるという。気になるのは内容だ。 

過去番組アーカイブと新作コントや大喜利が柱に? 

「『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)など、過去の人気番組のアーカイブ配信が目玉企画になるようです。
ネックになっているのが、日本テレビの『笑ってはいけない』シリーズ。吉本サイドは、アーカイブ配信を認めてもらう条件で、新作をネット配信すると提案している。
しかし、日テレにはHuluがあり、競合してしまうため、一筋縄ではいきません」(テレビ局関係者)

さらに『ダウンタウンチャンネル(仮)』のもう1つの売りが、今田耕司や東野幸治などのダウンタウンファミリーを交えての新作コントや、『千鳥』や『かまいたち』、千原ジュニアら、後輩芸人との大喜利企画だという。

「松本さんと絡むことはリスクだが、高額なギャラがもらえるとなれば、多くの芸人が出演する。
民放のバラエティー番組は制作費2000~3000万円で、ギャラもこの中から按分されます。
しかし、10億円以上の予算があれば、テレビではできなかったコントや企画などに挑戦できる。松本さんは自分を見限ったテレビ界に一泡吹かせたいと考えているでしょう」(同)

芸人たちにとって、ごっつええ話なのか、それとも…。

「週刊実話」6月12日号より

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