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フジテレビが「ステマ問題」を認めてもお咎めナシ!? 女子アナ“上級社員”の実名

三田友梨佳
三田友梨佳 (C)週刊実話Web

フジテレビの女子アナたちが、有名美容室などで無料で施術を受ける代わりにSNS等で紹介する「ステルスマーケティング」を行っていたとされる問題で、これまで「ステマにはあたらない」と主張してきた同局が、一転、「処分」に踏み切る構えだ。

5月28日、コロナの影響で遠藤龍之介社長による5月の定例社長会見が中止になったことを受け、ラジオ・テレビ記者会からの質問に書面で回答。そこには、以下のように記されていた。

《外部の弁護士も入れた詳細なヒアリング調査を実施した結果、社員就業規則に抵触する行為が認められた。「対価性があるのではと疑われるような行為」については、放送人としての自覚が問われる行動であり、関係者に対し厳正に対応した。指導が行き届いていなかったことなどに対して、社としての責任を痛感している。今後も社員に対しては、放送に携わる者として自律的行動をとるよう指導を徹底していく》

減益&不祥事発覚でも遠藤社長は昇進

最初に問題をスクープした『週刊文春』によれば、3月末から朝の情報番組『めざましテレビ』のMCに抜てきされた次世代エースの井上清華アナをはじめ、宮澤智アナ、久慈暁子アナ、堤礼実アナ、三上真奈アナ、杉原千尋アナ、海老原優香アナらが同じ系列の店舗でサービスを受け、『Live News α』でキャスターを務める三田友梨佳アナも別の店で同様の行為をしていたとされる。

「その後の一部報道では、これまで多額のサービスを無料で提供してきた店側がSNSの写真削除に応じず、トラブルに発展しているケースもあるそうです。今回の発表も、女子アナたちが出演している番組のCMスポンサーからクレームが入り、お咎めナシとはいかなくなったのが現状。問題が指摘された女子アナたちは、今後、徐々に出演機会が減っていくはずです」(広告代理店関係者)

また、6月の人事で遠藤社長が同局とフジ・メディア・ホールディングスの副会長に就任し、新社長には同ホールディングスの社長も兼ねる金光修氏が就く新体制も発表された。

「コロナ禍で減収減益。さらに、女子アナの〝ステマ疑惑〟という前代未聞の不祥事が発覚したのに、遠藤社長はグループ本体の副会長に昇進するわけです。とはいえ、副会長は実権のない〝お飾りポスト〟なので、実質的には〝引責〟に等しい人事なんですが…。遠藤社長の父親は作家の遠藤周作氏で、三田アナの父親は明治座の社長。コネ入社だらけの同局ですが、結局、2人のような本物の〝上級社員〟は泥をかぶらないで済むように配慮されていくんですよ」(同・関係者)

問題の女子アナたちがフェードアウトしても、ミタパンだけはセーフ!?

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