元教え子女性と30歳差不倫 妻一筋だった中学校教師が“背徳の禁断愛”にハマった理由

「休日の学校に忍び込んだこともあります」

「言い出したのはA子です…でも私にやましい気持ちがなかったと言えばウソになります。温泉旅館の部屋も別です。
ただ、同行者ということで夕飯はA子の部屋で一緒にとり、そのまま飲み明かそうということになりました」

夜が明け始めた頃、自室に戻ろうとする島田氏をA子さんが引き止めたことで、2人は男女の関係に発展したという。

「A子は彼氏と別れたばかりで寂しかったようですし、お互い酔った勢いということも否定できません。
お恥ずかしい話ですが、妻と5年以上セックスレスだった私はA子との行為に夢中になってしまいました。
A子も『クソ真面目だと思っていた先生がこんなにすごいとは思わなかった』と喜んでいたようでした」

精神的にも肉体的にも惹かれ合った2人はその後も情事を重ねる。

「タガが外れる、というのはこういうことを言うんでしょうね。私とA子は愛欲の世界にどっぷりハマりました。
ラブホテルを利用することが多かったのですが、A子の『中学時代に戻りたい』という言葉を聞いて、休日の学校に忍び込んだこともあります。
この時A子は『万が一誰かに見られても怪しまれないように』と当時のセーラー服を着ていまして、欲情を抑えきれなかった私は教室で行為に及んでしまいました」

燃え上がる禁断の関係。

「自分が教師としても人としても最低だという自覚はありますが、A子とは離れられません。
ただ、この関係がいつまでも続くとは思っていないので、A子が望めば別れる覚悟はあります」

ちなみに、今年銀婚式を迎えるという島田氏はこれまで妻一筋だったそう。

「『遅咲きの狂い咲き』と言われるかも知れないですね(苦笑)。私自身、自分にこんなことが起こるとは思ってもいませんでした」

きっと背徳の行為は、想像を絶する蜜の味がするのだろう。

取材・文/清水芽々

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清水芽々(しみず・めめ)

1965年生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。17歳の時に「女子高生ライター」として執筆活動を始める。現在は「ノンフィクションライター」として、主に男女関係や家族間のトラブル、女性が抱える闇、高齢者問題などと向き合っている。『壮絶ルポ 狙われるシングルマザー』(週刊文春に掲載)など、多くのメディアに寄稿。著書に『有名進学塾もない片田舎で子どもを東大生に育てた母親のシンプルな日常』など。一男三女の母。