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カップヌードル“残りスープ”完飲派?流しに捨てる派?~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏

ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏
ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏 (C)週刊実話Web

あなたはカップ麺の残りスープの完飲派、流しに捨てる派?

多くの人は「排水口に油を流してはいけない」と思うかもしれないが、「ミツカン水の文化センター」の調査によると、1995年~2009年までの平均値に比べて、現在は「流す」が49.9%に達し、環境への配慮が大きく低下していることが分かった。

「一方、スープの完飲派は塩分、糖質、脂質を摂り過ぎ、自分の胃腸を〝汚染〟しています。そこで、日清食品と小林製薬は、共同で『カップヌードル 残ったスープ固めるパウダー』を開発し、1食購入ごとにパウダー1包をプレゼント(オンラインのみ。パウダーの数量限定)しました」(環境ライター)

容器と一緒に燃えるゴミに

残ったスープにパウダーを入れてスプーンでくるくるかき混ぜると、10秒ほどでスープが固まり、容器と一緒に燃えるゴミ(自治体によって分別項目は異なる)にすることができる

今回のキャンペーンは大きな反響を呼んだが、カップヌードル以外の商品への使用は原則的にNG。しかし、応援の輪が広がれば、メーカーとしても業務用を含め、製品化の検討に入らざるを得ないだろう。

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