小学校教師の職場恋愛で修羅場 同僚女性が証言「髪がボサボサで服装も乱れて…」

女性教師がつかみかかり修羅場に

「B先生はメークがボロボロで泣きはらした顔をしているし、A先生は髪がボサボサで服装も乱れていて、只事じゃないのは一目瞭然でした。
それで学年主任と私が校長室で事情を聞いたところ、別棟にある特別教室で別れ話をしていたというんです。そんなもの家でやればいいのに、と思いますよね?
でも2人に言わせると、朝まで電話で話したけど決着がつかず『学校で顔を合わせたらお互いもやもやして我慢できなった』そうです。
他の女性に心変わりしたことが原因で別れ話を持ち出したA先生とA先生の浮気を責めつつも、未練たらたらで別れたくなかったB先生は冷静な話し合いができず、泣き崩れたB先生がA先生に掴みかかったりしたみたいです。
A先生のYシャツは肩のところが破けていましたし、相当な修羅場だったみたいですね」

この一件は校長室での話し合いを立ち聞きしていた児童の口から全校に広まり、子供から話を聞いた保護者やPTA役員が学校に乗り込んでくる騒ぎになったという。

「法令違反をしているわけではないので、2人とも厳重注意で済みましたが、児童からの信頼は完全になくなり、児童が先生を蔑むような目で見たり、言うことを聞かなくなるなどしてクラス崩壊が起こるようになりました。
その様子があまりにひどかったため、学校側は予定されていた授業参観日を中止にして、隠蔽しようとしたくらいです」

新年度になり、B先生は他校に異動。A先生は異動は免れたものの、担任からは外されたという。

本来、プライベートを職場に持ち込むことは慎むべきであるのに、職務を放棄して修羅場を繰り広げた原因が男女間の揉め事だったとは…。なんとも嘆かわしい限りだ。

取材・文/清水芽々

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清水芽々(しみず・めめ)

1965年生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。17歳の時に「女子高生ライター」として執筆活動を始める。現在は「ノンフィクションライター」として、主に男女関係や家族間のトラブル、女性が抱える闇、高齢者問題などと向き合っている。『壮絶ルポ 狙われるシングルマザー』(週刊文春に掲載)など、多くのメディアに寄稿。著書に『有名進学塾もない片田舎で子どもを東大生に育てた母親のシンプルな日常』など。一男三女の母。