嵐が活動再開も…コロナ禍はラッキーだった? ジュリー氏の影響は?

《活動休止してから、およそ4年半が経ちました。私たちは休止前最後の1年、コロナの影響で皆さんの前でパフォーマンスをすることは叶いませんでした。これまで支えて下さったファンの皆さんに直接感謝の思いを伝えるために、私たちは、再び5人で集まり、嵐として来年の春頃に予定しているコンサートツアー開催に向けて動き始めます》
このメッセージからは、活動休止前のラストライブが無観客であったことへの悔しさと、そのリベンジへの強い意欲が伝わってくる。
動画内では、メンバー1人ひとりが順番にコメントを読み上げ、リーダー・大野智は活動休止以来、約4年半ぶりに公の場に姿を見せた。
一方で、今回の再結成に対しては“ラッキーな面”もあったと言える。ファンクラブ向け動画で大野が読み上げたコメントには、次のような一節がある。
“直接感謝を伝える”が意味するものは…?
《時間をかけて、何度も話し合いを重ね、みんなで出した結論は、もう一度集まって、嵐としてのコンサートを行い、コロナによって叶えられなかった、ファンの皆さんに“直接感謝を伝える”“直接パフォーマンスを見てもらう”ということをもって、5人での活動を終了するということでした》
この部分は、コロナ禍による無観客ラストライブが逆に再結成の大きな動機となったことを示している。
もしも活動休止前に有観客でラストライブを開催していた場合、今回の再結成はなかったかもしれない。ファンにとっては、4年半待ち続けた末に“直接感謝を受け取れる”機会が与えられたことになる。
一方で、今回の再結成には旧ジャニーズ事務所の元代表・藤島ジュリー景子氏の影響も見え隠れする。
ジュリーさんはラストツアーに関わる?
コメントでは《株式会社嵐を設立したこともあり、新たなスタッフの方と新しい形を組み立てる可能性を模索した時期もありましたが、これまで20年以上にわたりお世話になってきた多くのスタッフのみなさんと共にその景色を作り上げていきたいと考えています》とも発表されており、これまでのチームとの信頼関係を重視した決断であることが伺える。
ジュリー氏は長年にわたり嵐を支えてきた人物であり、グループの活動方針に深く関わってきた。しかし、2023年に旧ジャニーズ事務所の代表から退任したことで、今回の再結成が事務所内でどのような位置づけとなるかは不透明だ。
「嵐はジュリー氏の影響が大きかったグループの1つです。彼女が事務所のトップであったからこそ、大規模なツアーやメディア露出が実現できた部分も多い。ただ、彼女の退任後、事務所の方向性が大きく変わりつつある中で、今回の再結成が彼女の意向か、それとも新体制の判断なのかは今後の動向次第でしょう」(芸能関係者)
コロナ禍という不測の事態がなければ実現しなかったかもしれない今回の再結成。果たして、ジュリー氏の影響はどこまで残っているのか。その答えは、来年のラストツアーで明らかになるかもしれない。
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