
落語家って、テレビに出ている人たちは相当稼いでいますが、無名だと本当に貧乏なんです。そんな彼が、今まで生活を支え続けてきた私に、突然、別れ話を切り出しました。
大金持ちの社長令嬢から気に入られ、婿に入ることが決まったみたい。狭い世界なので、女性の噂はすぐに伝わってきます。「浮気も芸の肥やし」という伝統を考慮し、文句も言わず認めてきたのに…。
でも、彼の幸せを考えたら、私が身を引くのもありかなって思いました。だから、最後のデートを受け入れることにしたんです。
「今日は全部あっしのおごりだ。存分に寿司食いねえ」
きっと婚約者から、たっぷりおこづかいをもらっているのでしょう。今までは回転寿司さえご馳走してもらったことがないのに、急に羽振りがよくなったことに違和感を覚えます。
彼は食事の後、いつもより豪華なホテルに入りました。普段着も高価な着物(大島紬)に変わっていて…。
「あなた、最近、まるで上級国民にでもなったような気分じゃない? ムカつく」
「それは誤解ってもんよ。お前さんには今でも感謝している。あっしみたいなダメ男を立ててくれたし」
まさか彼からこんな優しい言葉を聞くなんて意外で、どっと涙が出ました。
「おっといけねえ。涙で頬を濡らすより、パンツを湿らせておくんなさい」
「バカ! その言葉遣い、昭和元禄か? 最後くらい下手な落語で笑わせろ」
『笑点』のテーマ曲に合わせ腰を振る彼…
彼は一緒にベッドへ入ると、私の涙を舐めた後、パンツを下ろして貪るようにそこを舌で愛撫します。何の取り柄もないけど、クンニだけは抜群に上手でした。
悲しいのに、あまりの心地よさから腰を浮かし「ねぇ、早く来て」と催促する私。すると、まるで人格が変わったように激しいエッチを提供してくれました。
ドンドンと太鼓のバチが子宮口に当たるほど深く責めた後は、浅い位置にあるGスポットを擦るから、強烈な快楽が訪れるんです。
「ああっ、何度もイクッ」
膣が収縮するイヤらしい音を響かせながら、全身を硬直させてイキまくり…。
この時、偶然つけっぱなしにしていたテレビからは『笑点』のテーマ曲が流れ、彼はそのリズムに合わせ、腰を振りました。
だから、今でもあの曲が流れるたび、彼と愛し合った美しい日を思い出します。
(書き手・奈倉清孝)
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