「つかみはバッチリのようですね」(芸能リポーター)
5月17日から始まった2021年前期のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』でヒロインを演じている清原果耶のことだ。
「〝未来を予測できる〟という気象の世界に興味を持った永浦百音(清原)が、気象予報士を目指すというオリジナルストーリー。清原の朝ドラ出演は、15年の『あさが来た』、19年の『なつぞら』に次いで3作目。主演は、もちろん初めてです」(NHK関係者)
スタート前、清原は「毎日、必死です。頑張らないと。(舞台である宮城県の)土地の魅力を多くの方に知っていただき、心が豊かになるような作品になればいいと思います」とコメントしていたが、相当なプレッシャーがあったという。
「前作『おちょやん』は大苦戦を強いられました。平均視聴率が20%台に乗ることは一度もなく、全話平均17.4%。これは、1961年からスタートした歴代朝ドラ103作品の中で、平均視聴率が判明していない初期の3作品を除き、歴代ワーストの10位前後にランクイン。大惨敗となってしまいました」(芸能ライター)
頼みの福山雅治も視聴率が取れない
清原には、所属する事務所『アミューズ』の〝お家の事情〟もあるとされる。
「昨年からのコロナ禍の影響で、ライブなどのイベント関連事業が激減。利益が半減してしまったのです。絶対的な存在でもある福山雅治も、近年は主演ドラマの視聴率が芳しくない。ここは何としてでも清原に数字を出してもらいたいと願っているのです」(同・ライター)
そんな周囲の期待を痛いほど感じている清原。
「今ではアドリブも入れられるほど使いこなしていますが、撮影当初は、宮城の方言にとても苦労していました」(ドラマ関係者)
清原は大阪の下町出身。戸惑ったのは当然だった。
「それでも、方言の先生のアドバイスを得て、乗り越えたようです。前向きで明るいところが彼女のいいところ」(芸能関係者)
生来の〝ノリのよさ〟もプラスに。
「共演者との距離を縮めようと、自宅から得意のウクレレを持参。休憩中〝プロ級のフィンガーテク〟を披露して、盛り上がっているようです。高視聴率をゲットするためには、彼らのアシストが絶対必要ですから」(前出・芸能ライター)
ブレークのきっかけとなった出演CM『オロナミンC』のときのように、元気ハツラツとガンバってほしいものだ。
【画像】
Roman Samborskyi / shutterstock