“元NHKアナ”ブランド力は地の底に？ 青井実のパワハラ問題でフジテレビが大英断

畠山衣美アナの略奪不倫報道や牛田茉友氏の出馬など、NHKアナウンサーが世間を賑わせている中、フリーに転身した青井実にフジテレビが大英断を下す。 

鳴り物入りでNHKから『Live News イット！』のメインキャスターとして一本釣りされた青井だったが、わずか1年余りで放逐される方針が決まったという。 

「話し合い次第ですが、フジは1日も早く青井さんを番組から降板させたいらしい。しかし、4月の新年度がスタートしたこともあり、早ければ7月、遅くても10月までに青井降板を発表したいわけです」（民放関係者） 

青井の更迭方針を上層部が打ち出した理由は至極明快。番組のスタッフに対するパワハラ案件が明らかになったからだ。 

「フジは中居正広を巡る元女子アナへの性暴力に関連し、局内外の関係者にハラスメント案件についてアンケート調査を行った。その結果、役職員による4件のセクハラ事案が明らかに。その流れに釣られて表沙汰になったのが、青井のパワハラだった」（芸能ライター） 

企業に問われるコンプライアンス意識

フジテレビが公表した青井に関するパワハラの内容だが、まさに筆舌に尽くしがたい凄惨なものだった。

「昨年5月ごろ、番組リハーサル中にフリップ演出がうまくいかなかったことに、テレビでは決して口に出せないような罵詈雑言を浴びせた。制作会社のスタッフの中には、心身の体調を崩して休んでいる人や、番組を辞めたもいるそうです」（前出・関係者）

こうしたフジテレビの姿勢に焦りを隠せないでいるのが青井本人だという。

「契約金が1億円。しかも、何度も固辞した自分をフジは招き入れた。だから、そう簡単に首を切れないと考えていたようです」（同）

ところが、実にタイミングが悪かった。

「中居問題が世間を大きく賑わせた。第三者委員会から業務上の延長において性暴力が認定された。その結果、企業としてのガバナンスや統治が問われることになり、青井も例外はない」（前出・ライター）

青井自身は『Live News イット！』にて、自らの口からパワハラについて謝罪している。

元NHKアナというブランド力は地の底に落ちたのだろうか。

「週刊実話」5月8・15日合併号より

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