長友佑都“自身5度目のW杯”に向けて闘志ノンストップ「試練の6月」を背負っていく覚悟

長友佑都 (C)週刊実話Web
今年9月で39歳になるサッカー日本代表の長友佑都が「試練の6月」を迎える。

「サッカー北中米W杯が来年6月に開催されます。日本代表は今年3月のバーレーン戦に勝利し、すでに8大会連続のW杯出場が決まっています。予選2試合を残しているので、控え選手を起用するなど本大会に向けたテストマッチとなります」(サッカーライター)

6月のテストマッチで、代表生き残りを懸けて臨むのが、ベテランDF・長友。次回大会も代表入りとなれば、「自身5度目のW杯出場」の快挙だが、実は微妙な立場に追いやられていた。

「微妙な立場? 確かにその通りですね。今年2月のアジアカップで日本が敗退し、3月から始まったW杯予選に長友が呼び戻されたんです。
でも、代表メンバーに合流しても、試合出場できる23人には登録されていません。長友に対し、若いチームをまとめた陰の立役者と評する声もありますが、本人が試合に出ていないところで予選突破を果たしたので、選手としてどう判断すべきか?」(同)

森保一代表監督は長友のことを聞かれる度に「ピッチ内外で好影響を与えてくれる」と称賛していた。

残り2試合で存在感を示せるか

「長友がアジア杯から外れたのは、直前のJリーグの試合で右ふくらはぎを痛めたためといわれています」(同)

好影響を与えてくれるチームリーダーのケガも癒えたのであれば、試合でも使うべきだが…。しかし、長友は再合流した後はベンチ外で、代表チームは6勝2分けと好調だ。

森保監督も次世代に舵を切るべきかどうかで迷っているというのが真相だろう。

「前回のW杯は、コロナ禍の影響で代表選手数が23人から26人に拡大されました。正式発表はまだですが、次回大会は23人に戻すとの情報もあります。出場国が増え、試合数は増えますが…」(同)

長友は「出たい!」の一点張りで、練習量も増えている。

代表メンバーの最終発表は予選終了後。予選の残り2試合で存在感を見せなければ、三浦知良の悲劇を繰り返すことになる。

「週刊実話」5月8・15日号より

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