坂本勇人、2億円申告漏れ騒動で大スランプ 2軍調整で機運醸成も期待ハズレで引退確定か

東京ドーム (C)週刊実話Web
巨人・阿部慎之助監督が見切りをつける日は、そう遠くないかもしれない。開幕から11試合に出場し、打率1割2分9厘(31打数4安打)と極度の打撃不振に陥った坂本勇人のことだ。

4月15日に出場選手登録が抹消され二軍落ち。坂本自ら二軍調整を直訴した。

「打球が遠くに飛ばなくなったね」

ある巨人OBが指摘するように今季の本塁打は0本。もちろん、年齢からくる体力の衰えはあるが、それにしても打てなさすぎる。

16日早朝、ジャイアンツ球場で打撃練習を行った坂本は取材陣に対し、「直さないといけない部分は分かってるんですけど。そこだけじゃないと思うし…」と自信なさげに語った。

「今の坂本の極度の打撃不振は、肉体面より精神面の方がはるかに大きい。開幕直後に報じられた『申告漏れ』問題ですよ」(スポーツ紙記者)

巨人は「悪質な申告漏れには当たらない」としたが…

4月2日に各マスコミが報じたところによると、東京国税局は坂本に対し、2022年までの3年間で約2億4000万円の申告漏れを指摘。過小申告加算税など約1億円を追徴課税したという。坂本は修正申告したとされる。

「料亭やクラブでの飲食費を経費として計上、巨人選手らとの会食費も含まれていた」(同)読売巨人軍広報は「従来認められていた自主トレなどの費用も含め否認されたが、税務署の指示に従って申告し、納税した。脱税に当たる悪質な申告漏れ、または所得隠しには当たらない」とコメントを出したが、どうにも判然としない。

「昨年12月に渡邉恒雄主筆が亡くなり、政治力や人間関係でこの手の問題が表面化するのを抑えにくくなった側面があります。読売側は坂本の件に頭を抱えていますよ。
’22年、坂本は中絶トラブルを報じられた際も一時スランプに陥った。電撃引退した中居正広氏の女性トラブルが波紋を広げる昨今、気力が萎え、引退に追い込まれる可能性すらあり得ます」(同)

坂本は4月25日のイースタン・リーグ楽天戦に2番・三塁で先発出場。2打席に立って遊ゴロ、四球だった。

申告漏れ坂本のスランプは重症だ。

「週刊実話」5月8・15日号より

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