北朝鮮の世襲加速! 恐怖の4代目“女帝”が日韓に宣戦布告か!? 暗殺&粛清も倍増の予感

画像はAIで生成したイメージ
北朝鮮をめぐる情勢が急激に緊迫の度合いを高めている。

韓国への敵視政策、ロシアとの軍事的一体化、そしてウクライナ侵攻への参戦。そうした中、金正恩総書記の後継者問題も大きく動き出そうとしている。

韓国国家情報院は昨夏、正恩氏の長女とされる金主愛(キムジュエ)氏が「後継者としての教育を受けている」と明かした。

その根拠として、主愛氏の行動の60%が正恩氏に同行する軍事分野の日程であること、主愛氏に対し「国民を嚮導(きょうどう)された」など正恩氏にしか使わない表現を用いている点などを挙げ、主愛氏を後継者にする計画がかなり固まっていると分析した。

2013年生まれといわれる主愛氏は、いまだ11歳か12歳。正恩氏には長男の存在も確認されているが、朝鮮労働党の内部では主愛氏に「朝鮮の新星」「女将軍」との呼称も使われ、世襲説に拍車が掛かっているのだ。

正恩氏は体重150キロ前後とみられるだけに、背景に深刻な健康問題があるとの見方も強い。

「独裁政権ではあるものの、国内には不満分子も存在する。病気や体調不良を理由にしたクーデターでトップの座から引きずり降ろされる恐れもあるため、早急に後継者を決めることで金一族の権力基盤を固めたいという狙いがあるのではないか」(外交関係者)

世襲で国内は混乱必至

もちろん、強引な「4代目」世襲は諸刃の剣でもある。

「主愛氏の権威を高めようとするほど周囲の反発は強まり、彼女の命を狙うような動きが出てくることも十分考えられます。逆に主愛氏側は不穏な動きを抑え込むため、正恩氏が異母兄の正男氏を暗殺し、叔父の張成沢(チャン ソン テク)氏を処刑したような一族や最高幹部などの暗殺・粛清に打って出るでしょう」(大手紙外信デスク)

北朝鮮国内のさらなる混乱は必至だが、前出の安全保障専門家は日本攻撃が主愛氏の一層の権威付けに利用される危険性を指摘する。

「日本へのミサイル攻撃を行う場合も、主愛氏が部隊を視察し“開戦宣言”や“宣戦布告”をすることで権威を高めることになるでしょう」

軍事同盟を結んだプーチン氏の後継にも、2人の娘が急浮上しているという見方もある。

恐怖のW女帝が支配する超独裁国家が暴走し、東アジアが戦乱と混迷に見舞われる可能性も高いだけに、日本も警戒を怠ることは断じて許されない。

『検証 2025年の大予言』より内容を一部変更