『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』は男性にもオススメ「学ぶものたくさんあります!」

(C)2025Universal Pictures
【LiLiCoオススメ肉食シネマ 第308回】
お仕事お疲れさまです!

この春は素敵な作品がたくさん公開されます。

もちろん、公開中の作品も魅力的なラインナップ。アカデミー賞を受賞した『ANORA アノーラ』は見ましたか?

『エミリア・ペレス』も見応えありますし、この前紹介した『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』も公開中。デミ・ムーア主演の『サブスタンス』も5月に公開されますが、最高だから!

ただ、日本の映画で素敵な作品もたくさんありますが、映画興業ランキングを見ても洋画が少ない。

今年は『ミッション:インポッシブル』で盛り上がりそうですが、その前に、別の人気シリーズものがあります。

それがこの『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』!

なんと2001年に始まったこのシリーズ。酒豪でヘビースモーカー、若干体重オーバーのブリジットに女性たちは共感をし、一緒に笑い…そして泣いた。

今回の作品を見て思ったのは、これは男性もウキウキするし、何か将来のためになる、と。

ブリジット(レネー・ゼルウィガー)は母となり、夫のマーク(コリン・ファース)はスーダンの人道支援活動中に亡くなり、ブリジットは1人で2人の子供を育て、友人たちと元カレのダニエル(ヒュー・グラント)に支えられながら仕事も頑張る。

相変わらずちょっとドジなブリジットをピンチから救ってくれたロクスター(レオ・ウッドール)とアプリで繋がり、2人は意気投合して身体の関係を持ちます。

デートにも行くので、子供たちがちょっくら心配になりますが、それは置いておいて…。

男性には学ぶ部分が豊富な作品

失敗したり、幸せに浸ったり、相変わらずストレートな仲間との会話のリアルさが身に染みる。

このシリーズを見てきた年代ならばクスッと笑えるはず。とにかくスカッとします。

主人公のレネー・ゼルウィガーは美しく年を重ねてます。

この役は彼女以外にできない。

数年に一度しか作られないこのシリーズですが、共演者はみんな“ブリジットはレニー以外考えられない”と口を揃えています。

ヒュー・グラントとコリン・ファースをはじめ、仲間たちもずっと同じキャストで、もはやファミリー。この後もブリジットの成長ぶりを見たいのは私だけじゃないはずです。

なんだか、シリーズを最初から見直したい気持ち! 男性にとって学ぶものもたくさんありますよ!

ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
監督:マイケル・モリス
出演:レネー・ゼルウィガー、キウェテル・イジョフォー、レオ・ウッドール、コリン・ファース、ヒュー・グラントほか
配給:東宝東和
4月11日(金)全国ロードショー

マーク・ダーシー(コリン・ファース)と結婚し、2人の子供をもうけたブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)だが、マークがスーダンでの人道支援活動中に亡くなってしまう。立ち直れない日々が続いていたが、親友たちや元カレにも支えられ、仕事に復帰。そうした中、公園で出会った29歳のロクスター(レオ・ウッド―ル)とアプリで繋がり意気投合。さらに、息子の理科教師であるミスター・ウォーラカー(キウェテル・イジョフォー)とも、次第に距離が縮まる。子育てや仕事に追われながら「いつでもマークが恋しい」と子供に話すブリジットだが…。

「週刊実話」4月24日号より

LiLiCo(リリコ)

映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS『王様のブランチ』、CX『ノンストップ』などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。