大阪・関西万博、開幕前から失敗濃厚ムード 突貫工事・交通マヒ・テロ・暑さ対策など悪夢が現実になりそうな未来予想図
2025.04.12

まずは会場工事の遅れを挙げるのは、地元関係者。
「47カ国が出展するオリジナルのパビリオンは、開幕1カ月前で8棟しか完成していなかった。何とか間に合わせようと突貫工事で追い込みをかけていたが、『安心・安全』は大丈夫なのか。工事を急ぐあまり手抜き工事となり、火災や他の事故が起きないか心配です。労災事故も懸念されます」
さらに、万博関係者や大阪府・市関係者が不安でならないのが、来場者が集中した場合の交通マヒと事故。日本国際博覧会協会(万博協会)はピーク時で1日22.7万人の来場者数を想定している。
「不人気といえども、土日やGWの連休は多くの来場者が訪れるのは間違いない。来場者の約6割が利用するのは地下鉄。客が殺到した場合は輸送が安全、円滑に進むのかが疑問視されています」(経済アナリスト)
会場入口までの地下鉄は大阪メトロ中央線のみ。ここに新幹線、関西空港、京都方面からの客が乗り換えで中央線の本町駅・弁天町駅にどっと殺到する見込みだ。
「午前9時開場に合わせて人が動く。通勤客と合わせると想定される混雑率は平時の2倍、140%ともいわれる。ホームは人で溢れ、それこそ一歩間違えば将棋倒しのような事故さえ想定されます。万博協会では鉄道会社と共に時差通勤、リモートワークを呼び掛けているほどです」(同)
テロの標的になる可能性も
さらにテロの問題だ。
「万博には世界中から随行員まで含めると、政府、王室関係者が約6000人来日。ガザ地区、ウクライナ侵攻、トランプ関税などでテロが起きやすい世界情勢にある。2023年に和歌山市内で起きた岸田文雄首相(当時)への爆発物投てき事件も不気味です。犯人はその2日前、大阪・関西万博の起工式に出席した首相を付け狙っていた。その前年、安倍晋三元首相がテロで倒れた暗殺事件も含め、最近は当局がノーマークの単独テロ、ローンオフェンダーが実に多い」(警察関係者)
万博の開催期間は10月13日までの半年間。55年前の大阪万博では300人超が熱中症で救急搬送された。当時より温暖化が進むだけに暑さ対策も心配だ。
今回の万博は当初予算の倍増、能登半島地震による延期論、人を乗せた空飛ぶクルマの中止、前売りチケット販売不振、『ダウンタウン』のアンバサダー辞退など踏んだり蹴ったりだ。
“呪われた万博”は無事閉幕を迎えることができるのだろうか。
「週刊実話」4月24日号より一部内容を変更
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