悪質訪日中国人の日本侮蔑が止まらない! 受給医療費を「バカ円」呼ばわり、交換留学生を下品なスラングで嘲笑



岩手から来た交換留学生に「ち◯ぽ野郎」

ネット上で拡散した「留学生1年で日本で1300万円儲かった」「1年入院すればOK」と東京大学に通う「S」という中国人留学生による投稿(中国のSNSより)

中国発の生成AI「DeepSeek」が話題になった時期とも重なり「(留学生によって)AI技術も中国に盗まれるのでは」といった懸念も飛び出した。

この疑惑は国会でも取り上げられ、ようやく松尾教授がS嬢に事情聴取した(2025年03月06日公開『ITmedia NEWS』東大・松尾研の留学生に医療費“不正取得”疑惑/SNSで物議に~事実関係を松尾教授に聞いた)。

S嬢の言い訳は見事だ。

「画像が改ざんされて拡散した」と潔白を主張し、元の画像を提出。彼女を信じて庇う松尾教授の姿はお涙ちょうだいの師弟愛だ。

証拠画像の真偽はS嬢のみが知るところ――その馬鹿馬鹿しさが際立つ。

S嬢のオリジナル投稿には、「大泣きしている絵文字が付いていて、彼女としては『1年間入院してこんなことになってしまって辛い』という意味だった」(松尾教授)そうだが、紹介するほうが辛くなる中国語スラングが投稿された。
「死ぬほど笑える。岩手大学から来た交換留学生はち◯ぽ野郎」。東日本大震災が発生した3/11の投稿(中国のSNSより)

「死ぬほど笑える。岩手大学から来た交換留学生はち◯ぽ野郎」。

よりによって3月11日、被災地の大学生に向けたポストである。

「しかも藤本美貴だって? タイムマシンに乗って交換しに来たのか? 引っ張り出して100回戦でもやってみない?」と続く。

「むちゃくちゃ阿呆」の中国語は「j8傻逼」。「j8」は男性器を指す「鶏巴(jī bā)」を簡略化した下品な俗語。「傻逼(shǎ bī)」は、「愚か者」や「阿呆」という意味。意訳すれば「ち◯ぽ野郎」といったところか。
中国のSNSで拡散する満開の桜を"襲撃”するショート動画(中国のSNSより)

ちなみに、こうした中国人らの文化レベルの低さやマナーの悪さは、日本各地の桜の名所などでも見て取れる。

満開の桜によじ登って枝を折ったり、揺らす中国人旅行客の子供の動画がSNSなどでは花盛りだ。

ともすれば、母親が子を誘い、無邪気に撮影する場面まで存在するが、残念ながらこれを諌める大人は見当たらない。

そこには、急速な経済発展の中で芽生えた「自分が先に得をしなければ」という意識と「他人の行動に干渉しない」という不文律、そして「自分は客だから多少のことは許される」という甘えが根付いているからだ。

中国人観光客の中にもマナーを守る人は多い――そんな声が知日派の在日中国人から聞こえてきそうだが、ならば日本人に弁解する前に、同胞の愚行をまず正すべきだと小弟は思う。  

文/北上行夫

北上行夫

ジャーナリスト。香港メディア企業ファウンダー。2001年より日系コンサルタント会社やローファーム向けに中国本土を含むASEAN販路開拓業務に従事。香港人/日本人/大陸人/華僑の不条理に挟まれ20年余、2018年より日本支社プロジェクトマネージャー。2023年より中華圏マーケット調査&ライターが集う「路遍社」に参画。テーマはメディアが担う経済安全保障。X(旧Twitter):@KitakamiYukio