新庄ファイターズ優勝のカギは清宮幸太郎 信じていいのか「覚醒の春」

新庄剛志 (C)週刊実話Web
新庄ファイターズの開幕戦勝利は、清宮幸太郎(25)のホームランによってもたらされた。

試合後、新庄剛志監督(53)は2008年のダルビッシュ有以来となる金村尚真の開幕完封勝利のことばかり喋り、「清宮クンのホームラン? 打ったっけ? アハハ。分かんない、(そのときは)バナナ食べてたから」と茶化したが、今年はより大きな期待を掛けていることは間違いない。

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対戦チームの西武・今井達也も好投していた。両チームともゼロ行進が続いていた7回、清宮が内角球を右翼席中段に叩き込んだ。

興味深いのは、その値千金のホームランが出た後。清宮はベンチで出迎えてくれた同僚たちにタッチをしながら、「狙い通り!」の言葉を連呼していたのだ。

「その言葉の通り、清宮は相手バッテリーの配球を読み切った。それよりも、狙っていたボールをひと振りで仕留めたことが成長の証しです」(球界関係者)

清宮といえば、昨年はキャンプ直前で左足を負傷し、大きく出遅れた。今年も体調不良で自主トレを途中で切り上げてしまった。

「ケガが多い」「持ってないヤツ」と評されてきたが、好スタートを切ったことで、「ついに覚醒か?」と周囲のイメージもいいものに変わってきた。

「昨季、規定打席数には届きませんでしたが、自身初の打率3割を残しました。それが自信になったようです」(同)

清宮幸太郎がチームを優勝へ牽引か

今季の日本ハムは優勝候補に挙げられている。勝つためには、新庄監督も鬼にならなければならない場面も出てきそうだ。

「新庄監督は守備位置を変えてオーダーを組むことが多いので、不慣れなポジションに就き、若手選手のエラーに繋がっていました。これまでは我慢して使っていましたが、今年は違う。若手も複数ポジションができないと、試合で使ってもらえないと捉えるようになりました」(スポーツ紙記者)

清宮は昨季、一塁と三塁の守備で合わせて5個の失策を記録している。守備は巧くないイメージだったが、開幕戦では三塁で出場し、三塁線の難しい打球を好守備でアウトにしてみせた。

DHに回れば、外国人選手とスタメンを競争しなければならないので、守備難の克服は絶対なのだ。

今後も調子をキープしてくれたら、優勝も見えてくる。新庄監督は「どうか、この活躍が“本物”であってくれ」との心境だろう。

「週刊実話」4月17日号より