トランプ大統領&習近平国家主席が「6月W誕生日」で米中首脳“バースデー会談”が急浮上

画像はAIで生成したイメージ
中国の習近平国家主席の訪米計画が浮上している。

トランプ大統領と習主席の誕生日が奇しくも1日違いであることから、2日間を共に過ごす案を中国側が持ちかけており、トランプ氏への配慮が窺える。

会談では米国の関税問題に関する協議が行われる見通しだが、両首脳の「密談」の中で、台湾問題なども中国の思惑通りにディール(取引)される可能性がある。

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トランプ大統領は1月の政権復帰以降、イスラエルとイスラム組織ハマスのガザ地区での停戦交渉や、ロシア・ウクライナ戦争の停戦協議などに乗り出している。

経済面では各国への関税強化を打ち出しているが、最大のターゲットは中国だ。

すでに中国からの輸入品に20%の関税を発動し、さらなる追加関税もチラつかせている。

「トランプ大統領の狙いは明白で、国際関係よりも国内経済最優先です。中国に厳しい姿勢を見せているのも、中国が低価格でアメリカの企業や労働者から仕事を奪っていると考えているためです。とにかく来年の中間選挙で共和党が勝つためには、停戦や関税などの公約を次々と実行することが最短だと考えている」(大手紙外信デスク)

両氏とも“ボス交渉”を重要視

中国側もトランプ氏のこうした思惑は百も承知だ。

表向きは対立する様子を見せているが、トランプ氏が納得するような材料を与えれば、ディールが成立するとみている。

そのためには、習主席とトランプ氏の“ボス交渉”を重要視しているのだ。

「中国当局も年長のトランプ氏の顔を立て、習氏が訪米する方向で検討している。トランプ氏の79歳の誕生日が6月14日で、習氏の72歳の誕生日が翌15日。この2日間を双方が祝福することで関係を深める狙いだ」(在中ジャーナリスト)

果たして誕生日会談は実現するのか。

「週刊実話」4月17日号より