石破首相「最短4月冒頭」衆院解散を画策? 国民民主党は100議席超えを獲得か【春の政治ドキュメント1】



政局の臭いを嗅ぎ岸田、麻生、茂木が密会

自民党内に浮き足立つ雰囲気はないものの、6月の東京都議選と7月中の参院選を数カ月後に控えての危機感は強く、「このままでは選挙を戦えない」(西田昌司参院議員)といった首相交代論がくすぶる。

そもそも、国会では高額療養費制度の負担引き上げを巡って首相の方針が二転三転し、予算案の衆院通過後に高まる批判を受けて凍結を決定。異例の参院送付後の予算案修正に追い込まれるなど、首相の指導力と決断力のなさが露呈したことにより、政局は潮目を迎えつつあった。

商品券配布が発覚する前ではあったが、この局面で岸田氏と麻生太郎自民党最高顧問、茂木敏充前幹事長が3月10日に東京・四谷の日本料理店で会談。麻生氏に近い関係者によると、この場で3人は「石破首相は長くないかもしれない」との認識で一致していた。

麻生氏が「石破は優柔不断で決断できない。早晩、首相を辞めざるを得ないのではないか」と水を向けると、茂木氏が「その通りだ」と呼応。岸田氏も「当面は石破政権を支える」としながらも、頷いたという。

会食は茂木氏の呼びかけだった。

3人は岸田政権時代に主流派として「三頭政治体制」を構築したが、幹事長でありながらサボタージュを繰り返した茂木氏と岸田氏の関係は今でも悪い。

それでも3人が席を共にしたのは「政局の臭いを嗅ぎつけている」(関係者)からに他ならないのだ。

【春の政治ドキュメント2】へ続く

「週刊実話」4月10日号より