50代のテレビマンたちがテレ朝ナスD“懲戒処分”に戦々恐々!「しっかり調査すればかなりの数の…」

テレビ朝日 (C)週刊実話Web
テレビ朝日は3月19日、社員についての処分を公式サイトで発表した。

それよると、50歳のエグゼクティブディレクターが500万円ほどの経費を不適切に使用したほか、スタッフに対するパワハラもあったという。

この社員は降格の懲戒処分になり、担当していたバラエティー番組は打ち切りとなった。

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「テレ朝の発表からすぐ、複数のメディアが当該社員は『ナスD大冒険TV』を担当していた“ナスD”こと友寄隆英氏だと報じた。ナスDは2017年、担当していた『陸海空 地球征服するなんて』に自ら出演。破天荒な行動を連発し、視聴者に人気の名物社員となりました」(芸能ライター)

そんなナスDに何があったのか?

テレビ朝日にも出入りする制作会社社員が内情を明かす。

「友寄さんは若いときから天才、鬼才と呼ばれ、『いきなり!黄金伝説。』など数々の人気番組を作った。友寄さんを崇拝している社員も多くいます。しかし、それ故に仕事ができないスタッフには厳しく、それをパワハラととらえられたようです。経費の使い込みについては、友寄さんだけが使っていたわけではないが、目立つ存在だったので内部告発で後ろから刺されたようだ。テレ朝内の“出世レース”が絡んでいるという噂もあります」

テレビ局にまかり通る独特の“常識”

今回、知名度の高いナスDが処分されたことで、テレビ朝日だけでなく他局のプロデューサーたちも戦々恐々としているとか。

「ナスDと同じ50代のテレビマンは、多かれ少なかれ経費で飲み食いして、タクシーをバンバン使っていた世代。今でも経費で遊んでいるプロデューサーは少なからずいて、しっかり調査すればかなりの数のテレビマンが処分される。それに、過去をさかのぼれば、部下にパワハラをしていた社員は各局にいます。ナスDの悪行がバレたことで、今後は各局で社内調査が行われる可能性もあり、50代以上の社員はビクビクしています」(民放関係者)

“中居正広氏・フジテレビ問題”で露呈したように、やはりテレビ局にはテレビ局ならではの常識がまかり通っているようだ。