
箱根駅伝優勝校のアンカーが、まさかの逮捕。その影響が各方面に及んでいる。
5月19日、駒澤大学4年の石川拓慎容疑者(21)が、青少年保護育成条例違反などの容疑で神奈川県警に逮捕された。石川容疑者は今年1月に開催された第97回箱根駅伝で、同校のアンカーを務めていた。
女子高生(17)と〝みだらな行為〟に及んだという石川容疑者だが、「18歳だと聞いていた」と容疑を否認している。何はともあれ、総合優勝の立役者が逮捕された衝撃はあまりにも大きい。
「駒大陸上部の選手寮が警察に家宅捜査され、他生徒はもちろん学校側も動揺していました」(社会部記者)
未成年と知っていたか否かの真相究明はこれからだが、同容疑者が女子高生と会っていた時期もまずかった。昨年12月20日と今年1月17日。川崎市内と都内のラブホテルを利用したのは、まさに箱根駅伝の前後だったのだ。
逮捕翌日の「関東インカレ」に駒大出場
「箱根駅伝をはじめ大舞台の前には、指導者が部員たちの〝身体検査〟を内々にやってきました。もちろん、素行が悪い部員は使いません。しかし、今回の箱根はコロナ禍の真っただ中にあり、例年より徹底できなかったようです。陸連も直前まで感染防止策に追われていましたから…」(駅伝関係者)
強行開催の末に逮捕者が出たとなれば、主催者側のショックも相当だ。箱根駅伝の注目度の高さから「連帯責任」と憤慨する関係者もいた。
逮捕のタイミングも最悪だ。
「逮捕翌日の5月20日は、関東インカレ(関東学生陸上競技対校選手権)の開幕日。関東の長距離ランナーにとっては、ある意味、箱根駅伝以上の大会です。頭を抱えた駒大でしたが、出場を決めました」(同・記者)
奇しくも関東インカレは、今年が100回目のメモリアル。直前逮捕でなければ、学生陸連が〝アウト〟をコールしたかもしれない。
好奇の目にさらされた他の駒大選手は気の毒だが、学校や指導者の監督責任は追及されてしかるべきだろう。
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