人類滅亡のシナリオ!? すでに最先端科学の研究は「人工意識」の領域まで到達【戦慄の近未来都市伝説1】



ロボットにも道徳観が必要になる!?

AIが自我を持つ──。

それはすなわち機械に個性が生まれることを意味しており、その時点で知性や感情が伴ってくる。

例えば鉄腕アトムやドラえもんなどのロボットをイメージしていただければ理解しやすいだろう。

こうなるとロボットは人類と同格になる。

ソニーが開発したペットロボット「aibo」やソフトバンクの人型ロボット「ペッパーくん」がより進化したバージョンは、あなたにとってかけがえのない相棒になってくれるかもしれない。

しかし、逆に牙をむいてくるような性格の持ち主なら困りものである。

そこで必要になってくるのが、ロボット個々の「道徳観」というわけだ。

AIやロボット研究の分野では、これまでのような人間中心の価値観や倫理観が通用しない領域が生まれつつある。

何が正しくて、何が間違えているのか──。

犬や猫などのペットをしつけるように、AIやロボットの製作段階でモラルをインストールしていく。

ただし、この分野の研究は非常に難しい問題がある。

例えば「人間を殺すのは犯罪。ただし、戦争という状況下では複数の人間を殺すと英雄になることができる」という理屈。

これをどうやって論理的に説明すればいいのか。

国籍、宗教、民族、性別、法律制度なども複雑に絡んでくるデリケートな問題なので、 慎重に議論と開発が進められている。

いずれにせよ、この先、AIやロボット開発が進化のスピードを飛躍的に上げていくことは間違いなさそうである。

そして、ある時点からはそれぞれが、個性と人格を持った「生物」として扱われることになるだろう。

『検証 2025年の大予言』(小社刊)より