“大コケ”冬ドラマの共通点は?『秘密』『アイシー』低視聴率&見逃し配信でも話題にならず…

旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
今年の冬ドラマは、明暗がくっきり分かれたクールとなった。

ヒットしたのは、視聴率で常にトップクラスをキープしている『御上先生』(TBS系)と、考察が大ブームとなったバカリズム脚本の『ホットスポット』(日本テレビ系)。

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『相棒 season23』(テレビ朝日系)は安定した人気を見せ、奈緒と松田龍平がW主演を務めた『東京サラダボウル』(NHK総合)は丁寧な作りでドラマファンから高評価を得た。

逆に視聴率が悪く、TVerなど見逃し配信でも話題にならなかったのが『秘密~THE TOP SECRET~』(フジテレビ系)だ。

清水玲子氏による原作漫画をリスペクトしていないような脚本だとして、原作ファンからSNSで批判が集中している。

また、同局の『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』も不人気で、主演を務める波瑠の演技力が疑問視されるほどだ。

旧ジャニタレが出るのは低評価作品ばかり…

今シーズン、大コケしたドラマには“共通点”があるという。

「旧ジャニーズタレントが出演しているんですよ。『秘密』には準主役でHey! Say! JUMPの中島裕翔さん、『アイシー』には主要キャストでSixTONESの森本慎太郎さんが出演。視聴率が急落した『アンサンブル』(日本テレビ系)の準主役はSixTONESの松村北斗さんですし、King & Princeの永瀬廉さんが主演する『御曹司に恋はムズすぎる』(カンテレ・フジテレビ系)はいまいちパッとしない。ヒット作に出演できたのは、『御上先生』で“謎の青年”こと戸倉樹を担当したなにわ男子・高橋恭平くらいです。旧ジャニ出演作品は軒並み不調なんです」(民放関係者)

なぜ、旧ジャニーズタレントは低評価の作品にばかり出演しているのか。

「ジャニー喜多川氏の性加害問題が尾を引いており、SNSでは旧ジャニーズタレントをテレビに出すなという声が根強い。それに、Snow Man以外の若手グループは一般層からの知名度が低いこともあってキャスティングされません。演技が微妙なタレントも多く、今後は徐々に旧ジャニーズタレントのドラマ出演枠が減っていくことが予想されます」(キー局の編成担当者)

春ドラマでは、阿部寛主演の日曜劇場『キャスター』(TBS系)になにわ男子・道枝駿佑が出演予定。

低視聴率にでもなれば、“旧ジャニーズタレント不要論”がさらにテレビ業界で加熱しそうだ。