井ノ原快彦「俳優業はほぼ引退状態」に!? 主演ドラマ『特捜9』シリーズが終了する裏事情

旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
STARTO ENTERTAINMENT(以下・スタート社)の未来を背負うことになったのが、取締役CMOを務める井ノ原快彦だ。

ジャニー喜多川氏による性加害問題以降、関係改善がなかなか実現しなかったNHKとの介添えを自ら買って出たという。

「NHKは昨年10月、スタート社幹部らの謝罪を受け入れる形で番組への出演を認めることにしました。本来なら昨年大みそかの紅白歌合戦から全面解禁される予定だったんです。しかし、人気沸騰中のSnow Manの紅白出演を打診したところ、スタート社はこれを辞退しYouTubeでのコンサートを優先。配信開始の約10分で視聴115万人を集め、金額にして10億円以上の収益があったそうです」(制作関係者)

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これに激怒したのがNHKの上層部だった。

「スタート社代表取締役である福田淳社長の判断でYouTubeを優先したそうです。結果、雪解け状態にあった関係に再びヒビが入った。また、スタート社のタレント起用に最後まで反対したのが報道局だったそうです。一連のジャニー喜多川氏による性加害問題をしっかりと報じてこなかった責任を痛感しているわけです」(事情通)

イノッチは今後“NHKタレント”に?

そんな緊張関係の中、動き出したのが井ノ原だった。

かつて『あさイチ』でMCを務めていたときの人脈をフルに使い、報道局幹部を見事に懐柔したのだ。

「2月25日に放送された音楽番組『うたコン』に、スタート社所属の『Aぇ!Group』が登場したのはイノッチのおかげですよ。その流れで、東日本大震災『3.11特番』(3月8日放送)にイノッチと小山慶一郎がそろって出演した。ちなみに、出演料はすべて震災復興に寄付される形になる」(芸能プロ関係者)

今後も井ノ原はNHKを中心にタレント活動を続けていくという。

その結果…。

「俳優業は、ほぼ引退状態になりますね。井ノ原が主演を務めていた刑事ドラマ『特捜9』シリーズが4月からの放送をもって終了するのも、NHKシフトに重きを置くからです」(同)

イノッチがいればスタート社は安泰かもしれない。

「週刊実話」3月27日号より