セ・リーグの首位を独走する阪神。好調の要因は「ゴリラ」にあった!
セ・パ交流戦前の最後の3連戦は、対戦チームにコロナ感染者が相次いだため中止となった。そのため新4番の佐藤輝明をはじめとした一軍主力は、二軍戦に出て調整していた。
「今後、雨天中止も増えるので、試合勘を失わないように首脳陣も苦慮していました」(在阪記者)
しかし、昨季と比べて明らかに変わった点もある。首位を快走しているのもあるが、虎ベンチが明るいのだ。長打や本塁打で得点が入ると、一気に盛り上がる。そこで飛び出すのが、〝ゴリラ・ポーズ〟だ。
話は開幕カードの対ヤクルト3連戦にさかのぼる。
「3月27日に途中出場した陽川尚将が本塁打を放ったのですが、ベンチの首脳陣と選手たちが〝ゴリラ・ポーズ〟で出迎えました。以後、チームで得点が入ると、申し合わせたように他選手もマネするようになったんです」(地元メディア)
〝ゴリラ・ポーズ〟とは、両腕で胸のあたりを叩くようなジェスチャーを指す。
「いい意味で佐藤輝明はいじられキャラ」
そもそも、阪神でゴリラが流行し始めたのは、佐藤がきっかけ。そのケタ外れのパワーから繰り出される豪快アーチに、「まるでゴリラ」と驚かされたのだ。
しかし、阪神でゴリラといえば、そもそも陽川なのだ。その後、虎ナインが申し合わせたのか、適時打が出るたびに例のポーズが行われるように。佐藤も、本家が適時打を放つと、エールを送るようにベンチからそのポーズを続けている。
「陽川は将来を嘱望される右の長距離砲です。ところが、レギュラー奪取には至らず、佐藤の加入、さらにJ・サンズ、M・ロハス・ジュニアもいて、外野のレギュラー争いはさらに熾烈。しかし、この環境が陽川を覚醒させるかもしれません」(前出の在阪記者)
新旧ゴリラ・パワーの爆発が、首位快走の原動力になっているようだ。
「佐藤が長打を放ったとき、ゴリラ・ポーズを見せることもあります。ベンチの方を見ながらやっているので、先輩選手たちに『やれ!』と言われているのでしょう。いい意味で、佐藤はいじられキャラにもなっているようです」(同・記者)
太くて長い腕、厚い胸板、大柄な体、三塁守備での敏捷な動き。佐藤の方がゴリラっぽい感じがする。
愛されキャラの佐藤、本家・陽川の覚醒が本物なら、虎の快進撃はさらに続く!!
あわせて読みたい
- [New] 巨額赤字の楽天が球団売却!? サイバー球界参入で『ABEMAイーグルス』誕生か
- [New] 岩手県にプロ野球「新球団」誕生!? 大谷翔平や佐々木朗希を育てた“怪物伝説”の聖地
- [New] 楽天・田中将大“会社設立”の動き!? 「引退」へのカウントダウンが始まった
- [New] 清原和博氏が中日入閣!? ピンチの後輩・立浪監督の“アドバイザー”待望論
- [New] 日ハム新球場「エスコンフィールド」イマイチな理由…4人家族なら1回5万円の出費!?
- [New] 侍ジャパン監督「後任選び」が難航!イチロー氏や松井秀喜氏が選ばれない“裏事情”
- [New] 大相撲“大物ルーキー”落合VS大の里の出世争いが熱い!師匠は現役時代のライバル同士