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千葉ロッテ・佐々木朗希“甲子園の夢舞台”先発で伝説いよいよ!

千葉マリンスタジアム
千葉マリンスタジアム(C)週刊実話Web

〝令和の怪物〟こと千葉ロッテ・佐々木朗希投手が、5月27日のセパ交流戦・阪神戦(甲子園)に先発する。岩手・大船渡高校時代にあと1勝で届かなかった〝甲子園の夢舞台〟に注目が集まっている。

「5月16日にプロ初先発を果たした佐々木は、その翌日にいったん一軍登録を抹消され、再調整を続けていました。一軍再登録後の27日に即先発させ、交流戦で2回ほど投げさせる方針のようです」(球界関係者)

本拠地ZOZOマリンで迎えたプロ初先発は、5回を被安打6、失点4(自責点2)。試合後に開口一番、「疲れた~」と言って大きく息を吐いたが、緊張の連続だった。

同日の最速は154キロで5奪三振。平均151キロと潜在能力の高さは十分に示した。

「クイックモーションができていないという弱点を露呈してしまいました。でも、左足を高く上げ、着地まで時間をかけるから球速が伸びるのであって、当面は弱点の克服より長所を伸ばす方針のようです」(同)

長所とは、威力抜群の直球。そのクオリティーをさらに高めていくことになる。

「二軍再調整で気分的にもリフレッシュできたみたい。もっとすごい投球が見られそう」(スポーツ紙記者)

プロ初勝利が巨人戦の可能性も

しかし、怪物の本領が発揮されるのは今回ではなく、次回以降となりそうだ。

「相応しい舞台を、の声もチーム内で高まっています。井口資仁監督は2006年以来となる交流戦Vを狙っており、その起爆剤として佐々木に期待しているのです。二度目の先発は5回めどでの交代となり、次の交流戦の登板に控えさせます」(前出の球界関係者)

今季、ロッテの交流戦は本拠地での巨人3連戦で締めくくられる。その前節の東京ヤクルト戦を含めて本拠地6連戦となるが、交流戦Vの決まる最終戦のマウンドを佐々木に委ねるという。つまり、プロ初勝利が巨人戦ということも十分にあり得るのだ。

「阪神戦先発に続き巨人戦もとなれば、球界の〝2大伝統球団〟から1勝ずつの快挙になるかもしれません。セの首位、2位チームをねじ伏せて、〝持っている〟ところを証明してほしいですね」(スポーツライター・飯山満氏)

交流戦Vがかかれば、封印している全力投球の160キロも解禁か? 怪物のサクセスストーリーが始まった。

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