“カリスマ嬢”が明かす男を引き付けるマーケティング術、男性観、数奇な半生

『聖と性 私のほんとうの話』まりてん
◆『聖と性 私のほんとうの話』講談社/2200円(本体価格)

――「全国ミスヘブン総選挙2023」で全国No.1になりました。いつから風俗嬢として働き始めたのですか?

まりてん「大学入学のタイミングで一人暮らしを始めたことをきっかけに男性遊びが活発になり、大学2年生を過ぎた頃には逆ナンパ師として活動をしていました。その頃、一緒に逆ナンパを行っていた悪友の女の子から『デリで働けば?』という話があり、大学4年のときに働き始めました。純粋に男性を誘い込んだり、深い関係になることが、『楽しい』『面白い』と感じ続けているからこそ、ミスへブン全国1位という成績を残せたのかもしれません」

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――25歳のときに立ち上げた風俗店が大成功し、年商2億円を達成しました。なぜ辞めてしまったのですか?

まりてん「私のメンタルが限界を迎えたためです。私自身は風俗嬢という仕事が大好きなのですが、お金のために仕方なく働いている女性も当然います。『仕事が嫌だ』という気持ちを100%理解し切れず、寄り添いきれませんでした。一方で経営の裏テーマとして、『風俗嬢のセカンドキャリア』を掲げていましたが、今まで夜の仕事以外したことがない女性もいて、大変なシーンも多く、自分を苦しめる結果になりました。最後は事務所の5階から飛び降りかけて、強制入院という形でお店を去り、会社自体も譲渡しています」

バズるきっかけは「ストッキング早脱ぎ」「野球拳」…

――『ホンクレch』のチャンネル登録者数は24万人に迫る勢いです。ユーチューブを始めるきっかけは? 

まりてん「店舗経営後に一般企業で働き始めたのですが、やっぱり風俗の仕事が好きだと考えるようになりました。その際、もう一つの柱を持ちたいと思い、始めたのがユーチューブです。立ち上げて数カ月で軌道に乗りました。バズるきっかけになった動画は、『ストッキング早脱ぎ』や『野球拳』など色っぽい企画ですね。色気と人柄が分かるトーク企画でファンを増やしていきました」

――1月に現役引退を表明しました。今後の活動計画を教えてください。

まりてん「やり切ったと思えたのが理由です。今年35歳というタイミングで、子供を作るか否かを含め、将来を考える時間を作りたいと思い、引退を決意しました。風俗嬢の仕事はアスリートのようなもので、現役でいる限り、お客様第一優先で考えてしまう。今後の活動をしっかり考える時間を取る意味も含めて、引退を決意しました」

聞き手/程原ケン

「週刊実話」3月27日号より

まりてん

1990年愛知県生まれ。大学4年生の冬にデリバリー・ヘルス店に入店。16年、25歳のときに激戦区の東京・池袋に風俗店を立ち上げる。風俗情報サイトで池袋のデリバリー・ヘルスアクセスランキング1位を獲得。ユーチューブチャンネル『ホンクレch-本指になってくれますか?-』は登録者23万人を突破。