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米倉涼子『ドクターX』新シリーズに暗雲!? “視聴率低下”を招いた武田真治が今回も…

米倉涼子
米倉涼子(C)週刊実話Web

テレビ朝日系の超人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズの続編が、10月にスタートすることが決まった。

「主演の米倉涼子が昨年3月、デビューから27年間在籍したオスカープロモーションから独立。同作品には、企画にオスカーも参加していたため、続編は難しいといわれていました。米倉は〝円満独立〟を強調していましたが、今後の権利関係などが複雑化する恐れもあったのです」(芸能記者)

米倉自身も「役のイメージが固定される」ことを嫌い、続投に難色を示した時期もあったが、テレ朝に恩を売りたいオスカーと歩み寄り、続編が実現したようだ。

「シリーズは一昨年、第6期を放送。第5期の平均視聴率20.9%を大きく下回り、18.5%。シリーズ最低となった。連続ドラマとしては18%台でもスゴい数字ですが、ドクターXは20%以上が当たり前だったので衝撃でした」(テレビ雑誌編集者)

第6期では、経営不振の東帝大病院に、企業再生屋のニコラス丹下(市村正親)が副院長として就任。大門(米倉)の敵である院長・蛭間重勝(西田敏行)を追放。米倉の神業的な手術をメインとするストーリーから方向性が大きく変わった。

「新型コロナによる医療崩壊」がテーマ

「ニコラスは〝コストカッター〟と呼ばれ、どんどん人員整理を進める。その右腕となるのがニコラスの秘書・鮫島有(武田真治)。いつもタブレットを持ち、原価計算をする。一体、何のドラマか分かりませんでした(笑)。こうしたコンセプトのブレが視聴率低下を招いたのかもしれません」(同・編集者)

今作は「新型コロナによる医療崩壊」がテーマだという。いま最も旬の設定だけに、視聴率のV字回復が期待されている。

「感染治療と内科優先の東帝大は、不要不急の手術を抱える外科を別棟に追いやる。2年間行方不明だった大門は、新たな病院医療に立ち向かうという設定です。ただ、今回も武田が演ずる鮫島が登場する予定。視聴者は、前シリーズの経営話に嫌気が差しているはずですから、こちらがメインになれば、せっかく期待した視聴者が逃げてしまう恐れもあります」(同)

ワンパターンを恐れず、本来の手術ドラマに戻せば、米倉も「私、失敗しないので」と胸を張れるだろう。

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