「日本列島が地殻変動により大きな災害に見舞われる」エドガー・ケイシー【予言者の未来予想図5】



「オカルト世界の人」というイメージだが…

やがて「能力」の正しい使い方に目覚めたエドガーは、催眠状態で人々からの相談や質問に答え、病気の診断や人生のアドバイスなどを行った。

これは「リーディング」と呼ばれ、相談内容の多くは速記により記載された。

その噂は瞬く間に広がり、依頼者やマスコミが殺到して彼は一躍有名になった。

しかし、次々と持ち込まれる儲け話は断り、自分の能力を商品化することを拒否した。

20世紀後半にアメリカで流行する自己意識運動「ニューエイジ」は、リーディングの影響を強く受けているといわれ、輪廻転生、霊性進化論、代替医療、アトランティス神話、UFO、ヨガ、瞑想などの神智学的な思想の普及に一役買っている。

1944年9月に脳卒中を引き起こし、翌年1月3日に67歳で死去した。

日本人には「オカルト世界の人」というイメージが強いが、生涯をかけて彼が最も力を注いだのは、病人を救うという極めて献身的な仕事だった。

エドガーは発言の正確さと深遠な洞察力から、多くの人々に信頼されていた。

彼の予言は数百にも及び、その中には日本に関するものも含まれている。

実際にエドガーは、日本列島が地殻変動により大きな災害に見舞われると予言していた。

特に地震や津波が強調されており、海岸線に甚大な被害を与えるとされている。

これらの災害が地球全体の地殻活動の一環として発生し、日本だけでなく、世界中の他の地域にも影響を与えるとした。

この予言は地震大国である日本にとって、非常に切実なものだ。

東日本大震災、能登半島地震など、近年の大災害と関連付けられることもある。

エドガーの予言と科学的なデータを組み合わせることで、われわれは未来の災害などの脅威に対して備えることができるのだ。

『検証 2025年の大予言』(小社刊)より