中居正広氏に「自己破産」の恐れ…第三者委員会の結果報告次第でフジが多額の損害賠償を請求か

中居正広(C)週刊実話Web
芸能界を引退した元『SMAP』リーダーの中居正広氏に最悪、自己破産の恐れが出てきた。

フジテレビが設置した第三者委員会の結果報告によっては多額の損害賠償請求をされかねないからだ。

中居氏が女性トラブルで芸能界引退を自身の有料サイトで発表したのは、1月23日。文面で中居氏はこう記している。

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《私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの、打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます。

これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。

今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。

全責任は私個人にあります》

まず、最初に中居氏の女性トラブルを報じたのは、昨年12月19日に発売された『女性セブン』。同誌によると、2023年にフジテレビのAプロデューサーの声掛けで、中居氏とA氏、芸能関係の女性の3人での会食が予定されていた。

しかし、直前になってA氏がドタキャンし、中居氏と女性の2人だけになり、トラブルになったという。

続く昨年12月26日と1月8日発売の週刊文春は、トラブルは2023年6月上旬に起き、性的被害を受けたのはフジテレビの元女性社員、被害現場は中居氏の自宅マンションだったことなどを伝えた。

フジが“落とし前”を要求か

フジテレビは中居氏の女性トラブル記事について『当該社員(A氏)は食事会の設定を含め一切関与しておりません』と否定し、1月17日に行われた港浩一社長(当時)による緊急記者会見、1月27日の10時間を超える再会見でも改めてA氏の関与を否定した。

翌28日には、週刊文春が「事件当日はA氏ではなく中居氏に誘われた」との訂正を発表している。

ここまでの中居氏の女性トラブルを整理してみると、肝は(1)当時、被害女性はフジテレビ社員(2)事件当日、被害女性を誘ったのはA氏ではなく中居氏(3)中居氏は『全責任は私個人にある』とトラブルがあったことを認めている、の3点だ。

「この状況だけを見ると、事件当日は中居氏の“単独犯”となる。ヤクザ業界で言えば、『ウチの若いもん2人に何してくれたんじゃ』とフジテレビは中居氏に落とし前を求めてもいいでしょう」(業界関係者)

フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールティングスは1月30日、今年3月期決算の業績見通しをグループ全体の売上で501億円減と下方修正した。

「第三者委員会の結果報告次第では株主の手前もあり、フジテレビは多額の損害賠償を中居氏に請求するでしょう。もしそうなった場合、資産50億円とも100億円ともいわれる中居氏であっても、金額によっては自己破産するしかありません」(同)

それでも、全責任は私個人にある?