中居正広氏の女性スキャンダルが拍車を掛ける女子アナ“絶滅危惧職”時代到来!

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芸能界を引退した中居正広氏の女性トラブルを巡って、女子アナの価値が一変しつつある。

中居氏の問題がフジテレビに波及し、これまで“女子アナの宝庫”とされてきた同局で、上層部から接待要員として女子アナたちが駆り出されることがあったことが炙り出されたからだ。

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コンプライアンスが厳しい昨今、女子アナという職業は人気が急降下し、“氷河期”を迎えようとしている。

「いくら知名度や人気があっても、局アナはいち社員ですから。上層部や編成幹部のお誘いであれば、基本断ることはできません。その後の番組のキャスティングに不利になるとした被害的妄想も働きます。多くのアイドル女子アナがいるフジテレビは、業界内で特にそう見られていた。“カトパン”こと加藤綾子、“アヤパン”こと高島彩もしかり。性的強要は別として、他局の女子アナでも多かれ少なかれ接待の場はあったはず。人脈作りはスキルアップに繋がりますし」(民放局プロデューサー)

これまでの女子アナ像といえば、才色兼備の高嶺の華だった。

「お嫁さんにしたいランキング」でも上位の常連で、実際、一流スポーツ選手や芸能人、実業家、御曹司、医師など玉の輿にのった女子アナは枚挙に暇がない。

しかし、最近はその“女子アナ・ブランド”に陰りが見え始めていた。

あっさり見切りをつけ、退社する人気女子アナがなんと多いことか。

「テレビ局ってYouTubeみたいなものですか?」

例えば、元TBSの田中みな実、宇垣美里、山本里菜、元日本テレビの笹崎里菜、後藤晴菜、尾崎里紗、元テレビ東京の鷲見玲奈、森香澄、元フジテレビの三田友梨佳、久慈暁子、渡邊渚等々…。

もちろん、単に寿退社という女子アナもいるが、第2の人生でこの職業にしがみつくのは少数派だ。

「女子アナ氷河期と比例して、テレビ局自体の衰退、オワコン化があります。すでに10~20代の大半はテレビを視聴しない時代です。実際、某T京スポーツの新人記者は『テレビ局って何ですか? YouTubeみたいなものですか?』と真顔で上役に聞き返したそうです」(芸能ライター)

結局、一連の中居問題で浮かび上がってきたのは、テレビ局の斜陽、女子アナ人気の陰り、局内のいびつな上下関係という負のスパイラルだ。

「ましてや、性的強要の危険性まであるかもしれないテレビ局の女子アナに魅力がなくなってくるのは、世の常です。公共放送のNHKを除けば、今後は女子アナの人材難が予想されます」(民放局編成幹部)

憧れの女子アナは“絶滅危惧職”か。