フジテレビへの当てつけ!? 日本テレビ総出で大運動会『スポフェス』開催「50社1万人以上が参集」

日本テレビ (C)週刊実話Web
元SMAP・中居正広氏の女性トラブルをめぐって経営の危機に瀕しているフジテレビなど、とかく暗い話題ばかりのテレビ界に、ほのぼのとしたニュースが飛び込んできた。

視聴率競争でトップをひた走る日本テレビが3月15日に東京・両国国技館を貸し切り、グループ会社とともに大運動会を実施するのだ。

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「旗振り役は日本テレビを配下に持つ日本テレビHD。さすがに運動会は時代遅れの感があるので『スポフェス(スポーツフェス)』としてグループ会社に告知したそうです。日本テレビを中心に、BS日本、CS日本、日テレ・テクニカル・リソーシズ、日テレアックスオン、日本テレビアート、日本テレビ音楽、バップやタツノコプロ、マッドハウス、Hulu、スタジオジブリなど、50社近いグループ会社の社員や家族、1万人以上が国技館に参集します。3000万円近くを投入してフェスを執り行うそうです」(芸能プロ関係者)

当日は、会社対抗競技として玉入れや大玉転がし、大縄跳び、騎馬戦、相撲大会や短距離走などでトップを決めるという。

また、国技館内には無料の屋台が立ち並び、タレントのなかやまきんに君やテツandトモ、とにかく明るい安村、スギちゃんなど人気芸人が応援に駆けつけるという。

「この情報をキャッチした他の芸人やタレントらが、こぞって応援参加を申し出ています。もっとも、主役はグループ社員。福利厚生施策の一環として実施するため、芸能人は最小人数になる。優勝候補の筆頭は数年前に買収し、スポーツ事業を展開するティップネスですよ」(日テレ関係者)

フジは日テレを見習うべき?

それにしてもなぜ、この時期にスポフェスを開催するのだろうか?

実にタイミングが悪いことに、若手局員らが逃げ出し、局員同士で罵り合いを始めたフジテレビに対する当てつけとも取られかねない。

一部週刊誌やネット媒体にネタを提供するようなものだ。

「このスポフェスは半年以上も前に開催が決まっていました。ただし、今回のフジテレビの一件を“他山の石”として捉えることは経営戦略において有効。社員を大切にしなかったフジは視聴者から見限られ、危機に追い込まれた。スポフェスを通じ、グループ会社が一堂に会し、互いの家族を知り、一致団結し、愛社精神を育むことは悪いことではない。そもそも今回のスポフェスの目的は、グループ会社社員の健康管理と体力増進に重きを置いている。人材こそ宝だと考えているからです。あとは、今年8月に実施することが内定した『24時間テレビ』の開催には、グループ会社の協力が不可欠。そのへんもスポフェスで訴えていく」(日テレ幹部)

フジも見習ってみては。

「週刊実話」3月6・13日号より