松本人志“復帰待望論”を唱えるファンが過激化…『M-1』準優勝コンビの松本批判に「すごく軽蔑する」

松本人志 (C)週刊実話Web
お笑い界の頂点にいたダウンタウン・松本人志が活動休止してから、1年2カ月が経とうとしている。

復帰のメドは未だ立たないが、今か今かと待ちわびているのが熱狂的な松本ファンだ。

「松本には“復帰待望論”を声高に唱える熱烈なファンや後輩芸人がいる。その一部は熱量が高すぎるあまり信者と化し、Xなどで松本に批判的な意見をポストしたユーザーに見境なく噛みついている。さながら“過激派”ともいうべきその言動は、かえって松本のイメージダウンを招いています」(芸能ライター)

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この動きは、つい先日にも起きた。

きっかけは2月15日に『文春オンライン』で配信された、元吉本興業所属・ヤーレンズのインタビュー。

2人はここで、“松本批判”ともいうべき内容を語っているのだ。

そもそもタイトルからして『「お笑い界全体の問題点が出たのに、変えようっていう先輩はいないんだなって」ヤーレンズが松本人志報道で感じたこと』という、松本ファンからすれば歓迎できないもの。

そのうえ、ヤーレンズは《ああいう問題が起きて、何があったかはっきりわからなかったり言えなかったりするんでしょうけど》などと前置きしつつ、《芸人たちがただ「戻ってきてほしい」だけを言ってる場合じゃないけどなっていうのはすごく思いますよね。そりゃ俺らは会いたいけど、今しなきゃいけないのそれじゃないじゃんって》などと釘をさしている。

“物言い”はこれだけに留まらず、松本を組織ぐるみでバックアップする吉本興業全体にも及んでいる。

共感が集まる一方で松本信者たちは…

吉本は昨年1月下旬、所有する劇場のライブに他事務所の芸人を出すことや、逆に他事務所の主催ライブに自社の芸人の出演を禁ずる、いわゆる“吉本鎖国”が話題になった。

ヤーレンズはケイダッシュステージの所属であり、この“他事務所NG”の影響をモロに食らったようだ。

元吉本所属ということもあってより思うところがあるのか、《めちゃくちゃ残念ですよ》などとコメントし、古巣の姿勢を批判。

《向こうの言い分もめっちゃわかる》と理解を示し、経営判断としては正解だとしたが、《もちろんわかるんですけど、でもゼロはないんじゃないですかー》と不満げに語るのだった。

吉本や松本について中立的な見方をしたヤーレンズの意見には共感が集まったが、やはり松本信者は受け入れられなかったようだ。

《真偽はわからないと言いながら、悪いことがあった前提で話しています。このような表現は、松本さんの立場を配慮せず、一方的にイメージを悪化させることにつながりかねません。とても無責任な発言で、不快でした》
《松本さんの報道に疑問を抱きカムバックして欲しい思いを持って発言できる芸人を心の底から尊敬する。そしてどこぞのヤーレンズをすごく軽蔑する》
《あなたたちのことは顔も名前も見たくないから 二度と松本さんの名前口にしないでね》
などと怒りを露わにしている。

「少しの“松本批判”も許せない信者たち。逆に松本の復帰が遠のくのでは?と心配になるような過激なコメントも散見されます。『真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である』というナポレオンの名言がありますが、松本にとって信者が“有能な味方”であることを願いたいですね」(スポーツ紙記者)

ダウンタウンがアンバサダーを務める大阪・関西万博は、4月13日に開幕予定。それまでに松本は復帰できるのだろうか。