都議選、参院選で起きる“自公惨敗ドミノ”に石破首相が真っ青! 蜜月・立憲民主党も地盤沈下必至か



衆院に続き参院も「少数与党」に

都議会での自民党の現有議席は30なので、勝敗のハードルは高くないように見えるが、調査結果は10減の「20議席」もありうるというものだった。

自民党はこのあおりを受けるとともに、都議会の裏金問題も響いて、このままでは惨敗する可能性が高いという。

関係者は「結果の通りなら、2人当選してきた参院選東京選挙区は1人しか当選できない。6年前に19議席を獲得した比例代表も15議席程度しか取れそうにない。すると全体で40議席を下回ってしまう」と話す。

40議席を切ると、与党で改選・補充議席(125議席)の過半数を大きく割り込み、公明党次第では非改選議席を含めても過半数維持は微妙になる。

情勢調査の結果を聞いた首相はみるみる表情を曇らせ「厳しいな」と周囲に語り、溜息をついた。

最新世論調査で40%台となっている内閣支持率をこのまま維持できる保証はなく、衆院に続く参院での「少数与党」も現実味を増してきた。

立憲民主党が攻めあぐねる一方で、首相も政権浮揚のきっかけがつかめない中、前原氏や斉藤氏との連携で活路を開くことができるのか。

それとも、国会は乗り切ることができても、世論の厳しい審判を受け、都議選と参院選で政権の命脈を絶たれることになるのか。

いずれにしても、首相の“車掌力”が問われるのは間違いない。

「週刊実話」3月6・13日号より