ロシア派兵の北朝鮮軍が一転、脅威の存在に…和平交渉本格化の今、侮れなくなった「士気」と「実戦経験」
2025.02.18
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休戦や終結交渉が進めば北朝鮮軍は祖国に引き上げとなるはずだが、前線のウクライナ軍はその日を心待ちにしているという。
理由はこの“外人部隊”が日増しに戦闘に慣れ、当初の報道を裏切る恐ろしい戦闘力を発揮し始めていたからだ。
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「ウクライナ戦争に派遣された北朝鮮軍は装備が整わず、火砲やドローンの餌食になるだけだろうとみられていましたが、戦場からのウクライナ軍の報告によるとモチベーションは高く、質の高い訓練を受け、高度な装備を備えていることが明らかになってきました」(軍事アナリスト)
また、ウクライナの戦争特派員は、1月28日に北朝鮮兵の装備の充実ぶりを自国兵士から聞いた話として、次のように投稿している。
《ウクライナ特殊部隊が死亡した北朝鮮兵を調べたところ、最新のロシア製光学照準器付き新型AK12アサルトライフル(カラシニコフ・シリーズの第5世代)2丁に加え、ウクライナ製のナイフや防弾チョッキ、応急手当キット、軍事ID、シャベルまで所持し、防寒機能付きの雪に溶け込む白い迷彩服を着用していた》
ちなみに、以前から北朝鮮兵は任務遂行における非情な教育を受けていると評判だったが、事実、戦地では捕虜になるより自決を選ぶ兵士も少なくないという。
「英インディペンデント紙によると、ウクライナ特殊作戦部隊はロシア・クルスク地域での戦闘後、戦死した北朝鮮兵士たちの遺体を調査していた、その最中に生存者を1人発見し、救助しようとウクライナ軍が近づいた瞬間、その兵士は手榴弾を起爆させ、自ら命を絶ったというのです。兵士個人の判断ではなく、北朝鮮当局の指示によるものであることが判明しています」(外交関係者)
急速に精鋭部隊へと変貌
ウクライナ側にはこうした証言が増えており、結果「派遣された北朝鮮兵は侮れない」とみているのだ。
前出の軍事アナリストが言う。
「北朝鮮軍の戦術面での進歩の著しさは目を疑うほどで、ワシントン・ポスト紙は多くの取材から北朝鮮軍は、高度な戦闘準備態勢と卓越した射撃技術を持つ精鋭部隊へと変貌を遂げていると指摘している。北朝鮮軍がロシア領クルスクの『ゼロライン(最前線)』から一時、撤退したのは再編され、増員された部隊を再投入するためだったのでしょう」
実際、その後クルスク地域では再び北朝鮮兵を含むロシア軍とウクライナ軍の戦闘があったとの報道もある。
実戦経験は最新装備に勝る。
ロシア軍を支える北朝鮮部隊が、ウクライナにとって厄介な存在であることは疑いようのない事実なのだ。
「週刊実話」2月27日号より一部内容を変更
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