フジテレビ系の新番組『かのサンド』は東北が舞台? 人気芸人・サンドウィッチマンがMCを引き受けたワケ

サンドウィッチマン (C)週刊実話Web
フジテレビが安堵のため息を漏らしている。

いまだ推計100社以上のスポンサーからCM出稿をボイコットされているフジテレビだが、一連の中居正広氏をめぐるスキャンダルで打ち切りになった番組の目星が、ここにきてようやくついたという。

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「もちろんスポンサーは戻らないが、タレントが受けてくれただけでも御の字。そもそも番組がなければ、CMも入らないので」(大手広告代理店関係者)

中でも注目を集めていたのが『ワイドナショー』。3月いっぱいでの番組終了は正式発表されているが、後枠が決まらなかったのだ。

「出演者が決まらなかったんです。フジテレビの番組の後枠というだけでイメージダウンすることを恐れ、スポンサーはおろか芸能人も出演を渋る状態にあったわけです」(同)

そうした中、フジテレビに奇跡が起きた。

なんと、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気芸人・サンドウィッチマンがMCを引き受けたのだ。

さらに、ピン芸人の狩野英孝が脇を固める。

「内容は旅番組です。番組タイトルは『かのサンド』。ギャラもサンドが120万円、狩野が80万円と全日にしたら超破格の金額です。しかし、この2組が仕事を受けたのは、もっと違う理由がありました」(事情通)

フジテレビも背に腹は代えられない!

サンドと狩野に共通しているのは宮城県出身ということだ。

「サンドと狩野は、ロケ先を基本、宮城県を中心とした東北を舞台にすることを要求した。また、石川県の被災地を番組企画のラインナップに入れるようにしたんです。番組のロケを地元復興に役立てようという試みです」(同)

視聴率を取りたいフジテレビサイドは当初、サンドと狩野の要望に対し渋い返事をしたという。

「しかし、背に腹は代えられない。サンドと狩野が出てくれるなら今後のフジレビの復活に繋がる可能性が出てきます」(テレビ関係者)

局内にこだまする「興奮してきたぜ!」の声。

「週刊実話」2月27日号より