女子プロゴルフ界に世代交代の波 渋野日向子が米ツアーで日本勢最年長も決勝ラウンドは最下位に

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2月9日に最終日を迎えた米女子ゴルフツアーの第2戦『ファウンダーズ・カップ』には、米ツアーを主戦場とする日本の女子プロゴルファー12人が出場。

山下美夢有(23)が4位に入賞、勝みなみ(26)が7位、畑岡奈紗(26)が11位、古江彩佳(24)が13位と日本勢の善戦が目立ったが、話題を呼んだのは人気の“シブコ”こと渋野日向子(26)が決勝ラウンド出場者の中で67位と最下位だったことだ。

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成績が振るわなかったことに加え、日本勢の最年長選手がシブコだったことから「女子プロゴルフ界も若手の台頭が急速に目立ってきた」「世代交代か」と評判になっているのだ。

「正確には、同大会に出場した畑岡奈紗、勝みなみ、シブコの3人が同学年で最年長組となります。シブコは1998年11月生まれで、勝は同年7月。畑岡は’99年1月生まれです」(専門誌記者)

“姉さん気質”は健在!

年齢が最年長だったことはシブコ本人も気にしていたらしく、大会直前のインタビューでは、「私たちの年が一番上ではあるので、しっかり日本人選手たちを最年長として引っ張っていけるように、全力を尽くしたいと思っています」と発言していたほど。

「私たち」とは、もちろん勝や畑岡をリスペクトしてのことだが、最年長であることは大会に臨む前からよくよく自覚していたようなのだ。

「というのも、今回シブコはクラブのほとんどを新調しています。今の自分に合ったものを選んだようで、このクラブを使ったオフのトレーニング成果で飛距離が伸びたことも力説していました」(同)

また、「トレーニングのメニューもかなりハードだった」(別の専門識者)という。年齢を重ねても体を鍛え直す姿勢は見上げたものだが、この大会で年齢を感じさせないプレーをしていたのは勝や畑岡の方で、結局シブコの成績は振るわなかったのだ。

シブコは大会序盤に日本人ワーストの110位発進となった岩井明愛(22)を見つけると、肩を抱くようにして何か助言をしていた。自身の成績が振るわなくても気遣いのできる“姉さん気質”がシブコの魅力でもあるのだが、今の彼女には年齢の話は“禁句”かも。

「週刊実話」2月27日号より一部内容を変更