潜入捜査に潜り込んだはずが“違法パーティー”の常連に…闇に葬られた警察官夫妻のアブナイ情事

「薬物を使用するみだらなパーティー」が行われていたマンションの潜入捜査に潜り込んだ30代の警察官A夫婦のことである。
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「夫のAと妻のA子が潜入したのは神奈川県の某所にあるマンションでした。夫婦は違う部署に所属しており、この案件はAの部署が担当していたのですが、それに自主的にA子が協力したという形になります」と証言するのはAの元上司・佐藤氏(仮名)だ。
「A夫婦は捜査後『薬物は所持・使用共確認できなかった』とし、みだらな行為についても『カップルになった男女はそれぞれ個室に移動してしまったため実態はなかった』と報告してきました。この集まりに関しては未成年の参加と売春、不同意性交などいくつもの容疑があったのですが、そのいずれにも当てはまらないと言われて肩透かしをくらいました。もともとタレコミがあって動いたのですが、A夫婦に言わせれば『ガセだった』ということになります」
犯罪に繋がる事実がないのであれば、それに越したことはない。
そう考えた佐藤氏はA夫婦を労い、この案件は「様子見」という判断を下した。
そして数カ月後、この案件が風化し始めたころになって、佐藤氏はとんでもない報告を受ける。
仲のいい同僚の説得にも応じず…
「Aの同僚であるBから『Aにパーティーに誘われた』と聞かされました。AとBはお互いの家を行き来するくらい、プライベートでも家族ぐるみで付き合っています。同僚という垣根を越えた親密さから、つい声をかけてしまったのだと思われますが、Aはそのパーティーが、先日潜入捜査したものであることをBにほのめかしたようで、BはAの報告が虚偽であったことに気づきました。ということは当初、疑われていた数々の犯罪が行われている可能性があるわけです。BはAの誘いをきっぱりと断り、Aに『二度と関わってはいけない』と説得したそうです。それにAが応じた場合は『聞かなかった』ことにするつもりだったようですが、A夫婦はそれを聞き入れないどころか常連になりつつあるということでした。警察官である夫婦が違法な集まりに参加しているなんて言語道断です!」
気色ばむ佐藤氏であったが「身内(警察官)から犯罪者を出すわけには行かない」と密かにA夫婦と対峙することにした。
「ふたりはパーティーの参加を認めました。この事実が確認できた以上、ふたりは犯罪者ですので面談ではなく事情聴取に切り替えました。もともとA夫婦はスワッピングが趣味だったそうで性的な興奮を抑えきれなかったようです。みだらな行為だけでなく薬物に手を出したことも白状しましたが、どうやら脱法ドラッグの類だったようでグレーゾーン。違法性がはっきりしないため、薬物に関して罪に問うことはできませんでした」
とはいえ、A夫婦はともに懲戒免職処分となる。
「本来ならばパーティーの主催者も摘発したいところですが、主催者にはA夫婦の身元がバレてしまっているというので、それを他言しないことを交換条件にして見逃しました。隠蔽と言われても仕方ありませんが、警察全体の信用にも関わってきますのでやむを得ないですね」
ちなみにこの程度の隠蔽はデフォルトだという。
取材・文/清水芽々
清水芽々(しみず・めめ)
1965年生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。17歳の時に「女子高生ライター」として執筆活動を始める。現在は「ノンフィクションライター」として、主に男女関係や家族間のトラブル、女性が抱える闇、高齢者問題などと向き合っている。『壮絶ルポ 狙われるシングルマザー』(週刊文春に掲載)など、多くのメディアに寄稿。著書に『有名進学塾もない片田舎で子どもを東大生に育てた母親のシンプルな日常』など。一男三女の母。
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