フジテレビ“負のスパイラル”にハマった! 止められない局員流出「人気女子アナが浮き足立っている」

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フジテレビが悲鳴を上げている…。

1月30日、フジ・メディア・ホールディングスは2025年3月期の通期業績予想を大幅に下方修正した。

売上高は5983億円から5482億円へと501億円減少。さらに、純利益は想定していた290億円から98億円へと66.2%も減少した。

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ちなみに今回、視聴者やスポンサー離れを引き起こしたフジテレビの放送収入は233億円も減収になるという。

しかし、これはまだ序の口にすぎないというのだ。

「地獄が始まるのはこれからが本番です。1月以降、CMをACジャパンに差し替えたものに関し、広告費を請求しない方針を開示した。しかし、これがトリガーになっている。現在は低く見積もって500億円の減収だが、4月以降もこの状況が長引くと大変な事態になる。2~3000億円の減収額になると、フジテレビの利益全体が吹き飛んでしまうわけです」(大手広告代理店幹部)

もはやフジテレビの復活は不可能!?

中居正広氏やフジテレビ関係者をめぐる一連の性加害問題に関しては、3月末に第3者委員会の調査結果が公表される予定だ。

もっとも、結果が出たからといってCMが再開される保証はない。

「以前の出稿料ではCM枠の買い手がつかない。フジテレビはメディアとしての価値が大きく棄損してしまったからです」(事情通)

さらに、フジテレビが何よりも恐れるのが局員をめぐる人材流出だという。

「このままではリストラは避けられない。しかし、それ以上に問題なのは、優秀なスタッフが辞めてしまう可能性が高いこと。番組制作スタッフや人気女子アナらが浮き足立っているんです」(制作関係者)

事実、フジテレビの復活は不可能だという声がテレビ界に飛び交い始めている。

「局員だけではない。フジに出入りしている制作会社やタレントも露骨に距離を置き始めた。仮にCMが復活したところで元の体制に戻すのは難しい。CM単価は安く、制作費は下がり…結果的に出演料も下がる。数年後、日本テレビやテレビ朝日と比較した場合、制作費が2分の1以下になることは確実です」(同)

負の連鎖が始まった。

「週刊実話」2月20日号より