フジテレビ『踊る大捜査線N.E.W.』キャスティングの“ネタバレ”に動揺も…「そもそも公開できるのか」

織田裕二 (C)週刊実話Web
2026年公開の映画『踊る大捜査線N.E.W.』に柳葉敏郎の出演がウワサされ、ファンを驚かせている。

同作は、フジテレビの看板シリーズ『踊る大捜査線』の映画最新作。シリーズ主演の織田裕二が刑事・青島俊作を再演するとあって大注目を集めている。

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同シリーズにおいて柳葉は、物語の主要人物であるキャリア警察官・室井慎次役を担当。これまで3度にわたりスピンオフ映画が製作されている人気キャラクターだ。

「『スポーツ報知』は1月30日、日本映画製作者連盟が前日に都内で行った新年記者発表会についての記事を掲載。東宝の松岡宏泰社長は、フジテレビを巡る問題が映画製作に及ぼす影響について『現時点では全く分かりません』と回答したとし、関係者の言葉として『(踊るの)キャストも織田裕二と柳葉敏郎しか決まっていない状況』と報じました」(芸能ライター)

この一報に『踊る』ファンは胸を躍らせている。

それもそのはず、昨年11月に公開されたスピンオフ映画第3弾となる完結編『室井慎次 生き続ける者』のラストで室井は死亡。物語にピリオドが打たれたのだ。

ネット上では
《もしそうなら楽しみ。回想でも夢空間でもいいから出てほしい》
《青島室井が生きて揃う映画なら公開が延びても楽しみに待てる》
《柳葉敏郎!!??!!?? 室井さん居るじゃん!》
《えっ。室井さん出るの?》
《室井慎次出てくんのかよwww》
など、“室井再登場”を期待する声が続々とあがっている。

フジテレビ自体が赤字に転落…

一方で、「そもそも公開できるのか」と不安視する向きもある。

フジテレビは、元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発した問題の渦中にあり、スポンサー離れが加速。2025年3月期の広告収入が従来計画を233億円下回る1252億円になる見通しで、経営の危機に瀕している。

「第三者委員会の調査結果が3月末に公表される予定だが、それ以降もスポンサーが戻らなければ、映画やドラマを予定どおりに製作できるのか。また、フジ作品のオファーを辞退する芸能事務所も出ているという話。『スポーツ報知』によると、撮影にも入っていないがスケジュールの変更はないといいますが、“製作中止”なんてことになればファンはガッカリでしょう」(同)

亡くなったはずの室井まで担ぎ出し、フジテレビとしてはヒットさせる気満々だったはずの『踊る大捜査線N.E.W.』だが、スクリーンで観られる日はくるのだろうか。