フジテレビ“フルオープン記者会見”開始 争点は港社長ら幹部と日枝相談役の進退、民放キー局との関わり

会見に出席したフジテレビ港浩一社長(中央左)ら (C)週刊実話Web
1月27日午後4時から、すべてのメディアが参加可能なフルオープン記者会見が、フジテレビで開催されている。

会見には、港浩一社長や嘉納修治会長など、フジ・メディア・ホールディングスの幹部が出席。 会見の議題は、元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発する一連の問題に関する説明だ。

また、経営陣の進退および新体制の発表にも注目が集まっていたが、嘉納会長及び港社長が辞任を発表した。

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新社長にはフジ・メディア・ホールディングスの専務取締役の清水賢治氏が就任する。

日枝久取締役相談役は、労働組合の要請にもかかわらず、出席者の中には名を連ねていない。 

27日には「スポニチアネックス」が、他局の女性アナウンサーを中居氏との会食に同席させていたと報道。フジテレビのみならず、他の民放キー局でも同様の接待が行われていた可能性を指摘していた。

会見は、フジテレビやテレビ局にとって信頼回復の重要な機会と位置付けられており、視聴者やメディアからの関心が高まっている。