横浜DeNA、筒香・バウアー・ケリーのドジャーストリオ復活か 悲願のリーグ優勝へ譲渡金15億円の使い道

トレバー・バウアー(インスタグラムより)
【プロ野球ベンチ裏特報(2)】
DeNAの新外国人に大谷翔平(30)、真美子夫妻が敬愛するドジャースのジョー・ケリー投手(36)が浮上した。背番号17を譲渡してもらったお礼に大谷がポルシェを贈ったアシュリーさんの夫だ。ロッテ・佐々木郎希のド軍入りで急展開!

【プロ野球ベンチ裏特報(1)】横浜DeNAが大谷翔平の同僚ケリー獲得へ 佐々木郎希のドジャース入りが決定打か

アシュリー夫人が日本で人気ママタレに

「ケリー一家も日本のファンが増え、プロ野球に親近感を抱いている。大谷も佐々木の加入でケリーが弾き出される可能性が高まり、気を揉んでいる。広告代理店を通じてNPB移籍を後押ししているという情報もある」(スポーツ紙記者)

昨季ケリーの年俸は800万ドル(約12億4000万円)。しかし、ドジャースとの契約が切れれば、2023年に在籍し活躍したトレバー・バウアー(34)のように、1年契約(推定年俸300万ドル=4億6000万円)でDeNA入りの可能性が浮上する。

「アシュリー夫人は、お茶の間で大人気。愉快なママさん枠で、テレビやCMの出演オファーが殺到するでしょう。年俸が下がった分は、ある程度こちらで補えるのではないか」(大手広告代理店)

DeNAの木村洋太球団社長は1月14日、横浜市の球団事務所で年頭挨拶を行った。

「リーグ優勝からの日本一が最大の目標。社を挙げて全振りする。すべての時間をかけていく」

昨季はリーグ3位からCS(クライマックスシリーズ)を勝ち上がり、日本シリーズでソフトバンクを撃破して、’98年以来の日本一に輝いた。

しかし、素直に喜べないのは、親会社がDeNAに変わった’12年以降、セ・リーグ優勝がまだ一度もないからだ。

昨秋の日本シリーズ優勝では、南場智子オーナー(62)が胴上げを辞退。「今年達成できなかったリーグ優勝からの日本一を達成した際にお願いしたい」と、球団幹部と三浦大輔監督に宿題を課した。

ケリーばかりかバウアー獲得も目指す

今オフ球団はソフトバンクとのトレードで、通算44勝左腕の濵口遥大を放出して内野手の三森大貴を獲得。さらに中日の守護神・マルティネス獲得に乗り出したが、巨人、ソフトバンクとの争奪戦に敗れた。

その巨人はソフトバンクからFAで甲斐拓也捕手、楽天を退団した田中将大投手もゲット。戦力差は広がるばかりだ。そこでマルティネスに用意した軍資金をバウアーに回し再獲得を目指しているが、色良い返事はないという。

「本人は、あくまでメジャー復帰が最優先。かなわなかったとしても、ソフトバンクが手ぐすねを引いており、開幕時のバウアー復帰は計算できない。そこでDeNAが捻り出したのが、ケリーの獲得です。佐々木のド軍入りが決定打となった」(地元メディア記者)

DeNAの金庫には昨季、今永昇太がポスティングシステムでシカゴ・カブスに移籍した際に入った譲渡金約15億円が眠る。南場オーナーは「選手の強化に使う」と話しており、球団はケリーばかりかシーズン途中でのバウアー獲得も見据えている。

一時的とはいえ、’21年には筒香嘉智とケリー、バウアーがドジャースで一緒にプレーしている。その“黄金トリオ”がDeNAで再結成されれば、悲願のリーグ優勝が付いてくる。

「週刊実話」2月6日号より