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東大出身「マスク拒否男」!超エリートが各地で騒ぎを起こす“本当の動機”

東大出身「マスク拒否男」!超エリートが各地で騒ぎを起こす“本当の動機”
(画像) Krakenimages.com /shutterstock

〝マスク拒否男〟が、またやらかした。

茨城県取手市に住む無職の奥野淳也容疑者(34)が、千葉県館山市の大衆食堂にノーマスクで出現。女性従業員からのマスク着用要請に、容疑者は「俺はマスクはしねえ」と言い放ち、勝手にビールサーバーからビールをつぎ、「早く天丼を出せ」と迫った。

店長が「店から出て行ってください」と言うと、「客に対して何いうとんや、ボケ」と絶叫。仲裁に入った客数人ともめた末に110番通報されると、駆けつけた警察官の顔面を「おまえが違法捜査だ」と殴打したため、公務執行妨害の容疑で逮捕されたのだ。

「事件発生は4月10日の昼。すでに公務執行妨害では起訴されており、5月6日には威力業務妨害と、トラブルを止めに入った人に対する傷害容疑で再逮捕。14日に威力業務妨害で追起訴(傷害罪は不起訴)しています」(全国紙社会部記者)

自分より成績がいい子に噛みついた

奥野容疑者は、昨年9月にも旅客機内で乗務員のマスク着用要請に従わず、今年1月に「運航を妨害した」として大阪府警に逮捕されていた。

過去にも、皇居にある三の丸尚蔵館や長野県内のホテルでマスク拒否トラブルを起こしている〝常習犯〟だが、実はエリート街道をひた走ってきた経歴を持つ。

「大阪府茨木市の実家は広大な土地を所有する資産家。京都の名門・私立洛星高校から東大法学部にストレートで合格した超エリートなんですが、猛烈な負けず嫌い。普段はおとなしいのに、テストで自分より上の成績をとった子の腕に、いきなり噛みついたことがありました」(同級生)

当人は「健康上の理由でマスクをすることは困難」と主張。呼吸器疾患を抱えているとの情報もあるが、奧野容疑者の父親は、少なくとも高校時代までは持病がなかったとメディアの取材に答えている。

東大を出ているにもかかわらず、社会から正当に評価されていないという不満と、自身の現在の境遇への憤りがあり、このような奇行に出ているものとみられている。

ちなみに、館山警察署によると「送検時にマスクを着用するよう説得したが、奥野容疑者はしなかった」そうだ。

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