救世主は安倍晋三元総理の妻・昭恵夫人!? 森永卓郎がトランプ再登板以降の世界の危うさを指摘



窮地を救うのは安倍昭恵夫人!?

ただ、トランプ政権に安易にすり寄ると、日本がお財布代わりに使われてしまうことは確実だ。

トランプ大統領は、すでにNATO諸国に防衛費のGDP比を2%から5%に引き上げるように要請している。

自分の国は自分で守れということだ。

対米全面服従は、莫大な費用負担を伴うことになるのだ。

そうなると、唯一の選択肢は、米・中ロのどちらにもつかないことになる。

インドが実際にやっているから不可能ではないが、その実現には高度な外交能力が不可欠。それを誰ができるのか。

私は安倍晋三元総理の妻・昭恵夫人だと考えている。

昭恵夫人は、石破茂総理よりずっと早くトランプ大統領との会食を実現しているし、誰にでも愛される不思議な能力を持っている。

数年前、国際イベントで昭恵夫人が中国語で話しかけられ困っていたので、面識もなかった私の息子の康平が通訳を買って出た。

それだけで2人は仲良くなってしまった。

もちろん国会議員でもない昭恵夫人を外交の最前線に据えることは国会も、外務省も、そして安倍元総理と対立してきた石破総理も面白くないだろう。

ただ、これは国益の問題だ。

第一次トランプ政権のとき、安倍元総理がゴルフを通じてトランプ大統領と親密な関係を築いたことの経済効果は数兆円、下手をしたら数十兆円に及ぶ。

同じことをできる政治家は、残念ながらいまの日本には見当たらないのだ。

「週刊実話」2月6日号より