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田村正和さん追悼コメントでバレた“ジャニーズ残留”木村拓哉の1人勝ち

田村正和さん
田村正和さん (C)週刊実話Web

俳優の木村拓哉が5月19日、心不全で亡くなっていた俳優の田村正和さんへの追悼コメントを発表した。

「木村は、ソロの俳優活動として1996年放送のTBS系ドラマ『協奏曲』、同年放送の田村さんの代表シリーズであるフジテレビ系『古畑任三郎』で共演。同局のバラエティー番組『SMAP×SMAP』では木村が古畑刑事に扮し、99年には新春ドラマスペシャルとしてSMAP全員が本人役で出演した『古畑任三郎 VS SMAP』が放送されていただけに、ショックを受けているようです」(スポーツ紙記者)

木村は、所属するジャニーズ事務所を通じて「ユーモアがあって、あったかい想い出しかありません。ご自身に厳しくされてきた分、ゆっくりと休んでください」とのコメントを発表。田村さんの冥福を祈った。

「田村さんは、キムタクの才能を買っていたからこそ、ガチのものまねをされても嫌な顔ひとつしなかった。また、他のSMAPメンバーの中では、昨年公開の映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞をはじめ、数多くの映画賞を獲得している草彅剛のことを、『彼は将来いい役者になる』と絶賛していたそうです」(フジテレビ関係者)

SMAPの楽曲を歌えるのもキムタクだけ

毎回豪華ゲストを出演させて高視聴率を獲得していた『古畑』の中でも、全盛期のSMAP全員の出演回は世帯視聴率32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、同シリーズでもトップクラスの視聴率を記録している。

「木村以外のメンバーたちにとっても思い出深い作品のはずで、本来だったら、元SMAP全員が追悼コメントを出しても良さそうなものだが、中居は〝社内独立〟なので、ジャニーズがキムタクに花を持たせた。残る3人は完全独立だが、あえてジャニーズに忖度してコメントを出さなかったようだ」(民放の情報番組スタッフ)

解散から間もなく5年半がたつ。数々の名曲を世に送り出したSMAPだが、現状、楽曲を公の場で歌唱できるのは、メンバーで唯一ジャニーズに残った木村だけ。昨年2月に行われた初のソロライブでもSMAPの楽曲を披露しているが、今後もどんどん木村だけが〝いいとこ取り〟することになりそうだ。

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