香取慎吾『日本一の最低男』第2話で視聴率大幅ダウン…「一気につまんなくなった」不評のワケ

香取慎吾(C)週刊実話Web
1月16日に放送された香取慎吾主演の連続ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)第2話の平均世帯視聴率は4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、第1話の5.6%から大幅ダウンした。

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テレビ局の報道マンだったが不祥事を起こして人生崖っぷちの主人公・大森一平(香取)が、選挙で当選するために偽家族を作り、家族や地域の問題解決に奔走するホームドラマ。

第2話は、一平が地元の有力者の息子の同性愛者問題を解決し、家族仲を取り持つことで、有力者の支持を得ようとする展開。

全編にわたり同性愛をテーマにしており、一平の義弟でシングルファーザーの小原正助(志尊淳)が、幼い子供に対し「男の子だって男の子のことを好きになることはあるんだよ」「他の国では男の子同士、女の子同士結婚できる国もあるんだよ」などと説明するシーンがあった。

“DEIの具現化”との指摘も…

「香取が子供に振り回される姿や、草彅剛や中山美穂が出演したことが話題になり、大反響を呼んだ第1話と打って変わって、突然DEI(多様性、公正性、包摂性)をこれでもかと盛り込んだ第2話。当然、視聴者からは突然の路線変更に《一気につまんなくなったな》《先週は子どもとわちゃわちゃやってておもしろかったのに》などと反発する声があがっています」(芸能ライター)

そもそもこのドラマ自体が“DEIの具現化”だという皮肉な指摘もある。

「主要キャラの1人をシングルファーザーにすることで、“それぞれの家族の形”や“家族という名のワンチーム”など、陳腐なメッセージ性を盛り込んでいるのでは。香取が11年ぶりにフジテレビの連続ドラマで主演を務めるとあって注目を集めましたが、すべてが上辺だけの雰囲気ドラマかもしれませんね」(同)

さまざまな多様性の問題を解決していく“ドラマ風ドラマ”に、心打たれる視聴者はいるのだろうか。