石破首相の立憲との「大連立」、夫婦別姓推進発言で党内対立が激化! もはや参院選では惨敗が確実に



対米でまたも外交オンチを露呈

この大連立発言は自民党内外でハレーションを呼んだこともあり、年頭の記者会見では「今の時点で考えているわけではない」と一転否定したが、額面通りに受け取るわけにはいかない。

また、外交面ではトランプ次期米大統領との対面会談を模索し、安倍氏の妻、昭恵夫人がトランプ氏と会って1月20日の大統領就任前の面会が実現しかけたにもかかわらず、2月以降に先送りした。

BSフジ番組で「トランプ氏が大統領に就任してからのほうが責任ある立場となり、人事も固まってくる。ウクライナや北朝鮮をどうするのかなどが、おぼろげながらも見えてきたほうが『日本としてこう考える』と言える状況になる」と語る始末である。

旧安倍派議員は「2016年の大統領選で当選した直後にトランプ氏と会い、がっちりハートをつかんだ安倍氏と同じことはしたくないのでしょう。トランプ氏と会えるのであれば、同盟国として何度でも会えばいいのであり、外交オンチとしか言いようがありません」と呆れる。

「反安倍」を続ければ自民党自体が自滅しかねないことを、石破首相はどこまで分かっているのだろうか。

「週刊実話」1月30日号より一部内容を変更