【2025年の大予言】日航機墜落は自衛隊のミサイル誤射か!? 事故40年で浮かび上がる衝撃の真実



国交省が事故関連資料を大量廃棄

森永氏の著書ではさらに、時の中曽根康弘首相が自衛隊の関与を隠すため、米軍の救助を断り、ボーイング社の隔壁修理ミスという虚偽を米政府に受け入れさせたこと、その見返りに日本政府は米側のさまざまな経済的圧力を甘受し、その後のバブル崩壊や「失われた30年」につながったという見方まで披露している。

そして近年、浮上しているのが犠牲者の遺体をめぐる謎だ。

123便の遺体は損傷が激しく、中には骨まで完全に炭化したものも少なくなかった。

灯油と成分が近いジェット燃料ではあり得ない燃え方だという。

青山氏は墜落翌朝、いち早く現場に到着した消防団員の「(現場には)ガソリンとタールの混じったような蒸した匂いが立ち込めていた」との証言に着目。

自衛隊が火炎放射器など軍用の武器で現場を焼き払い、証拠隠滅を図ったのではないかと推測する。

さらに青山氏が、高濱機長の遺体について驚くべき新資料を発掘した。

機長の遺体は事故17日後の8月29日に、焼け焦げた顎の一部だけが見つかり、辛うじて歯形で身元の確認に至ったとされてきた。

しかし、青山氏の近著『隠された遺体』(河出書房新社)によると、遺体の検視を担当した看護師が検視初日の同14日、機長とされる遺体を目撃したという。

遺体は焼け焦げてなどおらず全身が揃っており、同日深夜、他の遺体とは異なる入り口から搬入され、警察の指示でやはり異なる出口から運び出されたという。

そして、青山氏は群馬県警の内部資料にも、それを裏付ける記述があることを確認した。

これらが真実とすれば、機長の遺体は一体どこへ消えたのか。

その裏に見え隠れする冷徹な国家意思の存在は、垂直尾翼の残骸が散逸したとみられる相模湾の探索を形だけで終わらせたことや、情報公開法施行直前に国交省が事故関連資料を大量廃棄した事実とも無縁ではないだろう。

そして123便墜落をめぐる疑惑は今後、国会でも取り上げられる可能性が出てきた。

「事故の詳細を知らなかった若い野党議員に、森永氏や青山氏の指摘を受けて問題意識を持つ人間が増えている。与党が衆院過半数割れした国会でならば、追及の場はいくらでもつくれる」(永田町関係者)

事故から40年。史上最悪の航空機事故の闇に、今度こそ光が当たるのか。

『検証 2025年の大予言』(小社刊)より