ミスド福袋「ショボすぎる」と大炎上した結果…全国各地の店舗で実質半額の“投げ売り”状態



何もプラスを生まなかった今年の福袋

「ここで“ミソ”なのが、半額ではなく『1つ分の値段で2つ付いてくる』という点です。半額の投げ売りだとお得感で1つしか買わない人だらけなので、余った大量の在庫をさばけないわけですよ。とにかく在庫を減らしたいから、1つ購入すれば2つなくなるようにしたわけで、危惧しているのは赤字より売れ残りなんです」(経済誌ファストフード担当)

もはややぶれかぶれな手法や在庫の山に、消費者からは
《さっき近所のミスド行ったら福袋が多分100個以上? 年越した今でも大量に余ってる》
《これ目先の福袋は売れるけど、来年から「待てば半額になる」と思われてさらに売れなくなる奴じゃん…》
《グッズのバスタオルもう1個かと思ったら福袋もう1個 半額ですか?と聞いたら「いえもう1個プレゼント」と頑なに半額と言わない。レシートも福袋2点ではなく1点で2箱》
などと困惑する声が相次いでいる。

なんとしてでも在庫をさばきたかった様子のミスドだが、これに怒り心頭なのは事前に予約し、定価で福袋を購入したファンだ。

《改悪って言われてたけど、ポケモンとコラボしてくれてるし、ミスドは応援したいし、と思って予約してまで買ったのがなんか馬鹿みたいだな。こんなことされたら、もう二度と買わないよ》
《毎年予約して定価で買ってるのに、こんな事されたらもう二度と買いたくなくなる。予約してる人を馬鹿にしてるとしか考えられない》
《思い知らせてやればいいよ、こんな福じゃない袋は!》
など失望の嵐が吹き荒れ、「あちら立てればこちらが立たぬ」になってしまった。

在庫の山、赤字覚悟の投げ売り、既存ファンの失望、企業イメージの毀損と、すべてが裏目に出てしまった今回の騒動。来年、『ミスド福袋2026』は販売されるのだろうか。