後藤真希の写真集は山の上で売るべし!? 蝶野正洋が画期的&奇想天外な「健康増進法」を厚労省に大提言

蝶野正洋(C)週刊実話Web
2025年が始まった。

今年は元気で健康に過ごしたいと思ってるんだけど、60代や70代が多いという『週刊実話』の読者は元気だよね。

昨年11月に「モーニング娘。」の元メンバーで、現在はタレントの後藤真希さんがデビュー25周年を記念した写真集『flos』(講談社)を発売して、大きな話題を呼んだ。

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実話読者は後藤さんのファンが多いようで、編集部にも「ゴマキ写真集はどこで手に入るのか」という問い合わせの電話がかかってきたそうだ。

中学生でデビューした後藤さんも、いまや39歳。その熟れたセクシーな姿をどうしても見たい元気な先輩が山ほどいるのは、なんだか頼もしく思えてくるよ。

男も女も、死ぬまで色気を持ったほうがいいし、それが生きる原動力になる。老人ホームに入ってる偏屈なジジイでも、若い女性介護士の言うことなら素直に聞いたりするからね。

おばあちゃんだって、イケメンのお兄さんに優しくしてもらいたいはず。それはもう本能だし、性への好奇心はまさに生きるエネルギーなんだよ。

実際に病気で体が動かなくなってくると、欲望もなくなる。

オジサンがイイ女とデートしたいと思っていても、体が悪いと面倒になって、なにもかもが億劫になるんだよ。

それで不健康にさらに拍車がかかる悪循環に陥ってしまう。

俺も足が悪いときは、無意識に行動範囲が狭くなっていたと思う。

車で移動した際に、ちょっとコンビニに寄って買い物しようと思っても、店の入口に1番近い駐車場が空いてないと歩くのが面倒だと思って、通り過ぎてしまうんだよね。

そのお店じゃないと買えないものでもない限り、より近くて、なるべく歩かなくて済むほうを選んでしまう。

マイナ保険証には好みの異性を表記!

でも、逆にこの手は使えるかもしれない。

後藤さんの写真集が、山頂にある本屋じゃないと買えないとなったら、みんな頑張って山登りするんじゃないか。

スマホで見る電子書籍版だったら、GPS機能を使って家から5キロ歩かないとダウンロードができないとかね。

リハビリをしている人も、お宝写真を見るためだったら、より頑張ってメニューをこなすようになると思うんだよ。

これはもう、国民の健康増進のために厚労省あたりが制度化してもいいかもしれない。

今年中に体重5キロ落とした人には、好きなタレントの写真集を支給しますとかね。

マイナ保険証になって、今までの病歴とか薬の履歴などのデータも入るっていうけど、そこに好きな異性のタイプや衣装、シチュエーションなんかを記録しておけば、それぞれの好みにあった写真集を配ることができるよ。

マイナ保険証と連動したマッチングアプリを作ってもいいかもしれない。

運動して健康になれば、出会える異性のレベルが上がっていくとかね。

健康体になって、うまくマッチングしてつながりが増えていけば、孤立する独居老人が減って社会問題の解決にもなる。

これが実現したら、俺もマッチングアプリに登録して、『週刊実話』で「今週こんな人と出会えました」という体験レポートを書きたいね。

まぁ、今年も元気で遊び心を持って、いろいろな問題に切り込んでいくからよろしく頼むよ!

「週刊実話」1月23日号より

蝶野正洋(ちょうの・まさひろ)

1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。